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【資格勉強法5選】20代30代の社会人にオススメ!勉強の仕方やコツ、勉強時間・場所等を紹介

 
勉強をしている女性の写真
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経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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今回は、自分が20代、30代の時に資格を受験した時の経験のみならず、友人・知人などから聞いた経験談も交えて、これまでとは違う切り口(四字熟語も交えて)で資格試験の勉強法やコツといったものを5つ紹介したいと思います(と言っても注意すべき点はどうしても類似してくるので、多少重複しているものもあるかもしれませんが)。

資格試験の勉強法やコツについては、別記事でも紹介していますのでこちらも参考にして下さい。


【脚下照顧】自分の不足しているものを知る(知ることが出来るようになれ!)

多くの疑問を抱える人の写真
【脚下照顧(きゃっかしょうこ)】:自分の足元をよくよく見よという意。他に理屈をいう前に、自分自身を見つめ直して反省せよという意味。

過去問集などを解いていると、足りない知識、正確に覚えておかないといけない知識というものが少しずつ見えてきます(中には、アバウトな知識でも消去法を使うことで解けたりする問題もありますが)。
例えば、少し捻られると解けないという事は、基本の「き」が押さえられていない状態で、法律や条文の本質を理解していないのと同じようなものです。

勉強関連の迷言(?)として、「分からないところが分からない」という言葉もありますが、そのような状態は、「地図は持ってるけど、自分がどこにいるか分からない」ということです。

むしろ、これ(どこが分かっていないかが分かる)が出来るようになってはじめて勉強のスタートラインに立ったと言えるかもしれません。

何故なら「今、自分には何が足りない、何を覚えないといけない」、あるいは「この分野の知識はこれ以上必要ない」「ここの知識は触りだけ(テキストや過去問で見たことがあるレベル)で良い」といった判断が出来るようになることで、勉強の効率化が図れるようになり、メリハリが付くようなるからです。

加えて、この状態になるには、相応の勉強時間が必要になります。つまり、テキストや問題演習等の経験によって、勘所(試験、出題のポイントが判別できるようになる)が養われるからです。そして、相応の勉強時間を経験しているという事は、勉強の習慣化(3日坊主を乗り越え、毎日の勉強が習慣化している)も出来ていると段階だからです。

そして、勘所が身につけば、複数回受験生が陥る「より深い知識を追求すべきか否か」という永遠の課題に対しても(一定の)効果を発揮することになると思います。まぁ、私の持論は、「鬼門・難問に対する知識よりも基礎知識(基本問題)に目を向けろ!」ですけど(笑)。

己の立ち位置(自分の現在地)を知れ!
・何が分かって、何が分からないのか
・(出題傾向から)何を覚えて、何を覚えなくて良いのか(濃淡をつける)

【面壁九年】勉強の習慣化!継続は力なり

勉強を積みかせている女性の写真

【面壁九年(めんぺきくねん)】:一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえ。 長い間わき目もふらずに努力を続けることのたとえ。

資格勉強を始めた当初は、一日一時間、いや30分の勉強でも苦労すると思います。ですが、「継続は力なり」と言われるように、毎日の努力の積み重ねこそが、合格への近道です。いわゆる、「勉強の習慣化を身につけよう!」ということです。

やはり難関資格に合格された方々の1日の勉強時間を聞くと、1日3、4時間という方が多いです。
私も、難関資格に関しては「月100時間」の勉強を一つの指針としてやって来ました。ひと月30日と考えると1日3.3時間ということになりますので、他の合格者と大体同じ時間となります。

とはいっても、いきなり1日3、4時間の勉強は厳しいと思いますので、まずは、1日10分、そして30分という具合に少しずつ増やしていって、毎日の勉強が習慣化するように努力すること大切です。

【面壁九年:一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえ。】が実践出来ていれば、「隣の芝生は青く見える」の防止に役立ちます。
つまり、自分の手持ちのテキスト類(教科書・問題集等)ではなく、他所のテキスト類が良く見える状態を回避できます(例えば、自分の持つテキストや問題集に載っていない論点や問題が書かれている他所のものが良く見えるの欲しくなってしまう状態のこと)。
他社のテキスト類が…、他校(資格学校)のテキスト類が…自分のものより良く見えているからと言って、おいそれと手を出すのではなく、まずは手持ちのテキスト類を完璧と思えるくらいに使いつぶすことが何より大切です。

段階的に勉強時間を増やそう
・まずは、1日10分でも良いから勉強してみる(どんなに忙しい日でも)
・慣れてきたら、30分、1時間に増やす
・最終目標は、1日3、4時間の勉強(難関資格の場合)
・そして他所のものに浮気せずに手持ちのテキスト類(教科書・問題集等)を完璧に仕上げよう

【歳月不待】1日1日、一分一秒を大切にする

時計の写真
【歳月不待(さいげつふたい)】:時間は、あっという間に過ぎ去ってしまい、人の都合などかかわりないものだということ。 年月は、無情に過ぎて行き、待ってはくれないという意味。

前の見出しの中で、難関資格に合格者は「1日3、4時間の勉強をする」と述べましたが、社会人にとってまとまった勉強時間を確保する事は困難を極めます(土日祝日を除く)。

なので、多くの方はスキマ時間を利用して勉強時間を確保しています。
つまり、早朝、通勤の時間、昼休み、仕事の移動時間などを上手く使っています。

私も、朝カフェに寄って一時間から一時間半程度勉強してから出社していました。昼休みもサッサと昼食を済ませて、テキストを読んだり、一問一答の問題集を解いたり。会社が終わった後も、直接自宅には帰らずファミレスやカフェ、資格学校や有料の自習室に寄って勉強して帰っていました(自宅だと全く勉強できないタイプ)。あとは、通勤時間(信号待ちなどの時間も含む)にも(俗にいう英単語帳みたいな)暗記カードを開いていましたし、出張時の移動時間などもありがたい時間でした。あっ、言わずもがなですが、土日は朝から晩まで資格学校などの自習室に篭ってました(笑)

こういう風に書くと、「私、(これだけ勉強したのよ)凄いでしょ!」と自慢しているように見えるかもしれませんが、本気で合格を目指している受験生にとっては割と普通なことです。もし、周りに難関資格の合格者がいるのであれば聞いてみて下さい。似たような経験談を話してくれると思いますよ。

つまり、1日24時間という与えられた時間を上手くタイムマネジメントすることが肝要です。
まずは手始めに、何気なく過ごす1日のうちにいかに無駄に過ごしている時間があるか調べてみて下さい。
TVを見ている時間、携帯を触っている時間、ネットサーフィンの時間などなど、きっと驚くほど時間を費やしていることが分かると思います。
それと同時に、「勉強する時間がない」のではなく、「(ただ単に自分が)勉強する気がない」ということが分かるはずです。だって、不要な時間(無駄な時間)は沢山見つかるはずですから…。
こうした(無駄な)時間を勉強に切り替えることで、社会人でも1日3、4時間の勉強時間は確保することが出来るようになります。是非、頑張って下さい。

隙間時間は何処にある?
・早朝(出社前)
・通勤、移動時間
・昼休み
・就業時間後
→全ての肝は、タイムマネジメントにあり!とりあえず、無駄な時間を勉強時間に変えてしまおう

【孟母三遷】勉強出来る(勉強が捗る)環境を意識的に作る

勉強が捗る環境の写真

【孟母三遷(もうぼさんせん)】:子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという意味。

孟母三遷の例えのように、勉強を習慣化する上でも周りの環境は大切です。
私は、自宅では全く勉強が出来ないタイプでしたので、極力自宅では勉強はせずに、「自宅」=「リフレッシュ、休憩」と割り切っていました。

その代わり、外で勉強するようにしていました。例えば、試験直前期などは、朝からカフェに行って勉強、その後出社。昼休みは会社の会議室を予約してそこで勉強。就業後は、資格学校が閉まる21時半まで自習室で勉強し、その後カフェに移動して閉店となる23時まで勉強して自宅に帰る。あとは寝る前に総まとめ的なテキストをパラパラ見ながら、眠りにつくだけといった生活スタイルで過ごしていました。

他の合格者の話だと、マックやカフェ、それに土日であれば図書館を利用して勉強するという方もいらっしゃいました。
また、同じ場所で勉強し続けるのが苦手な方は、何時間かおきに場所を変えて、ローテーションしていたそうです。カフェなどの場合、長時間利用すると迷惑ですしね。

また、物理的な環境ではなく、精神的な環境を整えることも大切です。
ご結婚されているのであればご家族のサポートは必須となります。資格取得に反対されると非常に勉強しずらいですからね。
あとは、勉強せざるを得ない環境を作り出す手段として、会社の人や知人などに「資格を目指して勉強しています」と伝えておくのも大切です。仕事面(特に残業や有給取得など)やプラベート面(試験が終わったら合格祝いしてくれたり、遊びの誘いを自重してくれたり)でサポートを得られることは勿論ですが、資格取得を宣言した以上、合格しないとカッコ悪いので、勉強に対してある種の強制力が働くようになります。

このように自分が勉強しやすい環境、勉強が捗る環境を作り出すことは非常に大切です。カフェや有料自習室の利用などはお金もかかりますが、お金をかけてもなお勉強が捗るのであれば安いものです。それに、身銭を切った方が、勉強しないと損だという気持ちが働きますしね。あとは最近はカフェとかでも勉強をしている方もいますので、そういう方の様子を見て、自分自身のモチベーションに変換するのも良いと思います。

勉強する場所の候補
・自宅
・(資格学校、有料などの)自習室
・カフェ
・ファミレス
・図書館
・会社(利用できる場合)
身銭を切るとモチベーション上がります!

【用意周到】本番(本試験)の環境に慣れておく

試験の結果に満足する女性の写真
【用意周到(よういしゅうとう)】:準備に手ぬかりがなく万全であること。用意に手落ちがなく、すべてが整っていること。

受験生の皆さんは、よく教科書や問題集に対しては時間をかけるのですが、本番(本試験)に対してはあまり時間をかけない、あるいは軽視する傾向があるような気がします。

別の記事でも、「本番は予想以上に緊張する」といったことを書いてますが、試験に対する準備の中に、知識面だけではなく「本番で冷静に回答できる状態に至れる」ように準備してことをオススメします。
「言うは易し、実践するは難し」なのですが、つまり「どんな場合でも回答時間内に試験を終わらせることが出来るようにしておく」ということです。

「どんな場合でも」というのは色々とあります。
例えば、
・予想以上に緊張している
・分からない問題、予想もしていない問題に遭遇し焦っている
・冷暖房の温度が自分に合っていない(寒かったり、暑かったり)
・試験中、周りに五月蝿い受験生がいる(貧乏ゆすりしたり、咳き込んだり、筆圧が強くて机が揺れるなど)
・3人がけの席で、真ん中の席になる(試験中、トイレに行きづらい)
・体調がすぐれない

などです。

最後の体調がすぐれないというのは、事前の体調管理で多少リスク回避できると思いますが、試験場に着いてから、あるいは試験が始まってみないと分からないもことも多いです。

実際、友人の話によれば、試験会場で携帯のバイブがずーっと鳴っていたり、貧乏揺すりの激しい人や独り言を言うような人が近くの席にいてとても大変だったと言っていました。

私は幸い、試験中にそのような特異な状況になった経験はありませんが、友人の話を聞いて、もし自分が同じ状況になったら気になって試験に集中出来ないかもしれない…と思いました。
ネット上には、隣の席の方から電卓や消しゴムを勝手に使われた(取られた、奪われた)なんて嘘か本当か分からないような逸話も載せられていました(恐ろしい…)。

とまぁ、こうした状況が起こりうるかもしれないと、あらかじめ準備をしておくことや想像しておくのも肝要です。
(限界があるかもしれませんが)例えば、わざと騒がしい場所(カフェなど)で予想問題を解いてみたり、他の資格試験を受けみて雰囲気に慣れるということもオススメですし、鉛筆やシャーペン、電卓なども少し余分に準備しておくといったこともできると思います。

また、前述した中にはあげていませんが、模試や予想問題集を解いている時に、回答時間が足りないという方は、まずは回答時間内に解けるように訓練しましょう。練習(模試や予想問題集)の時点で回答時間が間に合っていないのであれば、本番で回答時間内に終わらせる事はほぼほぼ不可能だと思って下さい。
もし「本番ではなんとかなるだろ」と考えているようであれば、考えを改めた方が良いです。
本番の緊張感を舐めてはいけません。練習の段階よりも、数10分余計に時間がかかると考えておいた方が無難です(経験談)。

「甲子園には魔物が住んでいる」と言いますが、御多分に洩れず「本番(本試験)にも、魔物は住んでいます」

あとは、本番でのミス(本番で出会う魔物)にも要注意です。
緊張感からくるミスもあれば、単純なポカミスもあります。
例えば、前者としては、問題文を誤って読んだり(正しい選択肢を選べという問題で、誤った選択肢を選んでしまった)、緊張のあまり冷静に答えを導き出せなかったり、(焦りで)回答時間の配分をミスした、後者としてはマークシートの塗りミスなどが挙げられるでしょう。

これまで述べたように本番の環境に慣れておく事は、試験当日に自分の力を100%発揮する上でも大切な事です。
本番とほぼ同等の環境が味わえる模試などはもちろん、過去の試験問題、予想問題集を解く場合もできる限り本番に近い環境(あえて、カフェなどの騒がしい所で問題を解いてみるなど)を再現することをオススメします。

本番(本試験)への備え
・緊張、焦りに対する対応
・冷暖房に対する対応
・受験環境(周りが煩い、机を揺らされる等)に対する対応
・何があっても回答時間内に解く知識とスピード

まとめ

今回、資格勉強法として5つのポイントを挙げました。

・自分の不足しているものを知る
・勉強の習慣化!継続は力なり
・1日1日、一分一秒を大切にする
・勉強できる(勉強が捗る)環境を意識的に作る
・本番(本試験)の環境に慣れておく

社会人が、資格勉強をする上で一番のネックは、勉強時間の確保と勉強の継続(勉強の習慣化)だと思います。スキマ時間の利用、勉強する環境(自習室やカフェを利用)を整えることなども、勿論有効な一手です。

ですが、資格取得を目指す根底として、【資格勉強法】社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士に合格した勉強のコツ10選で述べたように、「本当に資格を取りたいと思えるだけの目的・理由があるか」ということが何よりも大切になるということを付け加えておきます。

最後に、この記事が、資格取得を目指す受験生の皆様にとって、何か一つでもお役に立てば幸いです。

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経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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