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【全身麻酔手術はどんな感じ?怖い?2回目体験談】術前術後の流れ、絶食絶飲時間や副作用(咳や喉の痛み、吐き気、筋肉痛)は?

 
手術室の医者の写真
この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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色々と理由があって、再び(2回目)全身麻酔手術を体験することとなりました。2回目の全身麻酔を体験した時に、1回目の全身麻酔では気づかなかったことや新たに分かったこともありましたので、前回(1回目)の全身麻酔の体験談の補完記事として今回まとめてみました。

1回目の全身麻酔の体験談・感想はこちらの記事にまとめていますので、気になる方はご覧下さい。一部重複する内容があると思いますが、ご了承下さい。

注意事項

本記事の掲載内容は、あくまで個人の感想・体験談がベースであり、医学的、専門的な知識に基づくものではありません。また、手術部位によっても異なります。全身麻酔にあたって疑問や不安がある方は、担当医師や医療機関に必ず確認するようにして下さい。
また、全身麻酔を受けた際の記憶と体験をもとに書いていますので、不明確な内容や一部異なる内容があるかもしれませんが、当サイト、またはコンテンツのご利用により、万一、ご利用者様に何らかの不都合や損害が発生したとしても、当サイトは何らの責任を負うものではありません(詳細は、「注意事項、免責事項等」をご覧下さい)。

前日の様子(前日検査や絶食・絶飲の時間)

検査中の写真

前日検査

私の場合は手術箇所の検査と、身長・体重、体温、脈拍、血中酸素濃度、血圧を測定しました。あとは医師から風邪引いてないか質問されました。季節の変わり目ということもあって、「朝晩など鼻水が…」と自己申告。やはり体調不良は手術には影響大みたいで、当日の朝再度判断しましょうと言われました。
(結果的には多少鼻水は出ましたが、発熱に至ることはなかったです)

絶食・絶飲の時間

病院食の写真

食事は、夕方(18時頃)に配膳された病院食を食べたのを最後に手術まで何も食べていません。

飲み物は、当日0時(前日の24時)より絶飲でした。

ただし、食事(食べ物)に関しては、朝から絶食という注意書きだったので、おそらく飲み物と同様(当日0時)までは自前で用意した物があれば食べても大丈夫だったという理解でいます。

当日の様子(全身麻酔までの流れ)

朝起きて間違って「水分摂取」しないように!

朝から看護師さんに「水分は取ってないですよね?」と念押しされました(笑)
朝食は病院食というイメージがあると思うので、配膳されない以上絶食を守らないということはほとんどないと思います。

しかし、飲み物(水分)に関しては、うっかりミスが起こりそうな可能性があります。ベットの横にペットボトルを置いていたりすると、寝ぼけたままついいつもの癖やで「ぐいっ」と飲んでしまいそうです。特に寝起きの状態だと、前日に言われた注意を忘れてしまっている可能性もあるからです。

念の為、私は前日の夜にコップをすぐに手の届かない所に置いたり、ペットボトルを無理して飲み干して空にしたりといった対策をしました。

手術前の準備

手術前の本格的な準備に入る前に、朝起きて一定の時刻迄に、洗顔や歯磨き、トイレ等を済ませておくよう言われます(1回目の体験談参照)

1:直前検査(確認)

時間になると看護師さんがやって来て、病室で血圧や体温を計ります。

2:点滴

点滴の写真

次に部屋を移動して点滴の準備です。
静脈麻酔の全身麻酔なので、前回同様、手の甲の静脈から点滴の針を刺します。手の甲からの注射は痛いと聞いていましたが、前回同様今回もそこまで痛いとは感じませんでしたが、1回目は入りが悪く、刺し終わったあとも痛みがあったので、2回目のトライ(針が刺された)があったご愛嬌。

3:麻酔科医の説明、その後全身麻酔の同意書へサイン

点滴をしたまま少し横になってから麻酔科医の説明を受けるために手術室近くまで移動。確認事項などは前回とほとんど同じでしたが、「前回の手術で口が開きづらかった」という指摘がありました。

歯医者に通っている時も口が開きにくい(口を大きく開けれない)なぁと自分でも感じていました。特に病気(顎関節症)があるとかではないけど、「歯医者に通ってた時も口が開きにくいなと感じていました」と伝えると、麻酔医からは「何か事情(病気など)がないのであれば大丈夫」と言われほっとしました。

要は口が開きづらいと、麻酔中の気道確保のための気管挿管が行いにくいので、無理やり口を開かせないといけなくなるということです(汗)。
その後、全身麻酔に関する同意書にサインをしていよいよ手術室へ。

手術室での様子

車椅子から降り、歩いて手術室に向かいます。
(点滴後から麻酔科医の説明を受けるまでは車椅子に乗せられて移動しています)

手術台に寝転ぶと頭には透明ビニールのキャップが被せられ…といった感じで、手術看護師さん達がテキパキと準備を始めます。

2度目ということもあって麻酔科医の先生も、「前回の麻酔の時どうだった?」「痛くなかったでしょ?」といった感じで気さくに声をかけてくれたので、こちらもそれに気軽に答える感じで、ほとんど緊張はありませんでした。

全身麻酔が効く瞬間

全身麻酔をする写真

左手に点滴の針があるので、左手の甲から段々と冷たくなってきます。
麻酔科医の先生と「前回はあっという間に気を失ってましたよ」なんて話をしていましたが、やはり今回も10〜20秒ほどで意識がなくなっています(笑)。

ちなみに前回は、左手が冷たくなる時に少し痛みがあったのですが、今回はそれほど痛みを感じることはありませんでした。

麻酔がいつ切れたか(麻酔から目覚める時間(覚醒時間))

前回は「手術室にいる時に目覚めた」と言いましたが、(なのでストレッチャーで手術室から病室に移動する様子もなんとなく覚えています)
今回は、病室に戻りベッドの受け入れ態勢を整えている時(ストレッチャーで運ぶ時に邪魔になる荷物や床頭台を移動する時)に目が覚めましたので、前回よりは少し遅めです。

無事終わったんだなぁ〜とほっとしたのを覚えています。

全身麻酔手術の感想

多分、多くの人が同じことを思うはずです。

「寝て、起きたら手術終わってた!」

もちろん、術前や手術自体(成否)に対する不安や心配はありますが、いざ時が来れば、「俎板(まないた)の鯉」状態ですからね。なるようにしかなりません(笑)。

もう一度言いますが、「寝て、起きたら手術が終わってる」のが全身麻酔の手術です。手術中に目が覚める、痛みを感じるということはありませんので安心して下さい(術後、患部の痛みは別です)。

術後の副作用について

基本的に、麻酔から覚めたらすぐに動けるには動けるのですが、残念ながら?色々と副作用がありますので、私が感じた副作用をご紹介します。

1:咳と喉の痛み

前回もそうでしたが、全身麻酔では眠った後に気管挿管(人工呼吸)が必要なので口を開けたままの状態が続く上、口が開きづらいという自らの性質もあってか、咳や喉の痛みが出ます。しばらくすれば落ち着きますが、それまでは結構咳き込みます。

2:吐き気

今回は吐き気を結構感じました。実際に吐くことはありませんでしたが、出来るだけ逆流しないように姿勢には気を遣いました(効果があったかどうかは謎ですが…)。ちなみに吐き気の予防のために手術前に絶飲食をするようです。
(禁止されているので実際にはありえませんが)手術前に飲み物を飲んでたら、多分吐いたなと思うくらいの吐き気は感じました。
吐き気は、全身麻酔によるもので、麻酔の効果で腸の動きが鈍くなるため吐き気を催すことがあるようです。

3:喉の渇き

これは止む得ませんね。
理論上、前日夜の24時前(手術当日の0時前)までは飲み物を取ることは出来ますが、(消灯が21時で)実際には22時頃には就寝し、それ以降水分は摂っていませんので、どうしても喉の渇きを伴います。
私は春と秋でしたが、汗をかきやすい夏場だと注意が必要かもしれません。

4:筋肉痛

前回、手術後に首から肩にかけてすごい筋肉痛に襲われました。
その時は、「病院の枕が合わなかったからかなぁ」と思っていて、今回「マイ枕」でも持参して入院しようかなと考えたほどでした。
けど、筋肉痛の理由が枕ではないことが今回分かりました。

看護師さんに首が痛いのですがと尋ねたところ、次のような内容を教えてくれました。
どうやら全身麻酔の際に、筋弛緩剤が使われ、手術中に普段の可動域を超えた動きをすることがあるらしく(例えば、気管挿管のため口を通常より大きく開けたり、首を反らせたりといった動きが考えられます)、その所為で首の周りが筋肉痛になるようです。
看護師さんも「多分だけどね」という感じだったので、もしかしたら違う理由があるのかもしれませんが、なんとなくでも筋肉痛の理由が分かってスッキリしました。

5:ふらつき

前回同様、今回もふらつきはありました。
トイレに行く際は必ずナースコールして、看護師さんの付き添いが必要となります。術後時間が経ち、歩き方がしっかりすれば、それ以降は付き添い不要だと判断してくれます。

6:その他

その他として、手術部位の痛み(当然ですが)があります。
また、気管挿管による唇の傷や痛み(今回は大丈夫でしたが、前回は少し唇が痛かった(荒れていた)です。)もたまにあります。

食事や飲み物が取れるようになる時間

あくまで私の場合ですが、術後2時間から飲み物、4時間後に食事が摂れるようになりました(当然、手術の部位が内臓系だったらこのような時間間隔ではないと思います)。

あとは水分や食事を取る前には、聴診器で「腸の動き」を確認されました。
麻酔の際、腸の動きが鈍くなるので、それが正常に戻っているか、あるいは正常に稼働し始めているかを確認する作業だと思われます。

下剤じゃなくて座薬(痛み止め)だった件

前回記事で手術後すぐ「意識朦朧の中、病室で下剤を入れられた」と書きましたが、正確には下剤じゃなくて、「座薬(痛み止め)」だったということが今回判明しました(笑)。座薬による痛み止めが効いてるとは言え、やはり多少は痛いものです。

全身麻酔手術の感想

私の場合は、執刀医とは別に専門の麻酔科医(ドラマ:ドクターXの内田有紀さんの役を思い出してもらえば分かりやすいかと)が付いて説明や手術のサポートをしてもらったので、麻酔自体に関してあまり不安はありませんでした。

あとは「手術を受ける」という事実に対する自分自身の中での不安だけですが、回数をこなせば慣れるものでもないのでこれはしょうがない部分ですね。出来るだけ手術のことは考えないように過ごしていましたが、それでも気になるのが人間の性というものです。心配が夢に現れたのか、夜中に起きたりとかはありました。

その一方で、手術室に自分の足で入ってからは麻酔科医の先生が話しかけてくれたのもあって、気持ちが少し落ち着いていたように思います。
自分の足で歩いて手術室に入ることで、手術前の不安が軽くなるといった効果もあるそうなので、それも一因かもしれません。

今回の個室でしたので入院期間中はゆっくりと過ごすことが出来ました。
私は音に敏感な方なので、一人の空間が確保出来て良かったです(前回は大部屋でしたが、3人部屋を1人で使えたのでほぼ個室みたいな感じでした)。

まとめ

さて、今回2回目となった全身麻酔の流れや副作用、感想などをまとめました。

・絶食、絶飲の時間は必ず守ること(守らないと副作用の吐き気などにつなが流可能性があります)
・静脈麻酔では手の甲から点滴の針が刺されます(が、聞いていたほど痛くはなかった)
・全身麻酔が効くまで約10〜20秒
・全身麻酔の手術中に「起きたり」「痛み」を感じることはない
・「寝て起きたら手術終わってた」が全身麻酔の感想
・全身麻酔の副作用は、吐き気、喉の痛み、咳、ふらつきなどがある。場合よっては筋肉痛も!
・手術後の下剤(正しくは座薬)は痛み止めだった(笑)

本記事や前回の記事で、全身麻酔がどんな感じか?ということはなんとなく伝わったのではないかと思います。
とは言え、「初めて全身麻酔手術をする」という方は、何でも疑問に思ったことは聞いてみるのをお勧めします。

医者が問診する写真

一回目の全身麻酔手術の体験談でも、似たようなことを書いてますが、ちょっとした疑問や不安があるのであれば、遠慮なく看護師さんに聞いた方が良いです。
看護師さんもこれまで様々な手術の患者さんを見てきているので、その経験を元にお話してくれるはずです(もちろん医学的・専門的なことは医者に聞くべきでしょうが…)。不安をゼロにすることはなかなか難しいですが、何かしら答えてもらえるだけでも、随分「ほっ」としますし、安心します。

以上、この記事がこれから全身麻酔手術をする方の何かのお役になれば幸いです。

本記事は「全身麻酔って大体こんな感じなんだ」という雰囲気が伝われば良いと思っていますので、当然ながら手術部位や手術の種類によって、流れや副作用等は異なってきますので、その点くれぐれもご注意下さい。

この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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