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【資格勉強法】行政書士試験直前期の勉強は、過去問集を解き、一般知識は深追いしない!

 
平成29年度行政書士試験の写真
この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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いよいよ、来月11日に2018年度(平成30年、つまり平成最後の)行政書士試験が迫ってきました。
※ なお、2021年度の行政書士試験は2021年11月14日(日)ですので、お間違えなく!

「11月11日」って語呂が良いので、試験日としても何だか縁起が良さそうですね。
(別名、ポッキー&プリッツの日。私的にはガッキー(新垣結衣)のCMが印象に残ってます)

そこで、2017年度に行政書士試験に1発合格した私が、この時期(およそ2週間前)にどのような勉強をしていたかを紹介します。(まだ1年前の話なので、そこそこ鮮度がある話だと思いますので)

ちなみに、2017年度の合格体験記がTACさんに掲載されておりますのでご参照下さい。
資格のTACさん掲載ページへ

なお、別の記事で行政書士試験の合格体験記(下記関連記事)も紹介していますので、そちらも参考にして下さい。

まずは、試験前日までの学習計画を立てる

カレンダーの写真
まず、この(2週間前)タイミングで、これまで使用した教材(教科書や過去問集、模試等)やそのボリュームを見渡して、改めて試験前日までの学習計画を立てました
(注:この記事では、教科書=テキスト、過去問集には問題集も含めるということで話を進めます)

つまり、いつ、どの科目の何の教材(過去問集や模試の問題)を勉強するかを決める訳です。

確保できる勉強時間の関係もありますが、基本的には全科目満遍なく過去問集、模試等を一通りやり直すのが良いと思います。(私は、実際に試験前日までに過去問集、模試等を一通り解き直しました)

これまでしっかり勉強していれば、ほとんどの問題に正解できるはずなので、(というかそのレベルに達していないと合格は厳しいと思います)最初の頃に比べると問題を解き終わる時間も随分短縮されていると思います。
そういった回答スピードも踏まえて、計画を立てて下さい。
やはり全て計画通りに復習が進むとは限らないので、(可能であれば)スケジュールに予備日を儲けると少し精神的に楽になりますよ。

学習計画を立てた以上は必ずやり遂げること

「勉強をやりきった」「計画をやり遂げた」という自信が、必ず本試験でも役に立ちますので、必ずやり遂げるようにしましょう。

ただ本来あるべき姿は、日頃から学習計画を立て実行し、そして、本試験までに圧倒的な勉強量を積み上げておいて、本試験に悠々と臨むのがベストです。

なぜなら、「これだけやったのだから、自分が分からない問題はほかの受験生も分からない」と思えるような心境に達するからです。
(直前期の学習計画をやり遂げるだけでも相応の自信にはなるかもしれませんが、やはりベストではありません)

この「やりきった」ということは、「どのような結果になっても、後悔しない」ということです。

つまり、「人事を尽くして天命を待つ」という状態になっているので、あれこれ考えず、本試験に思いっきりぶつかっていくことが出来ます。

逆に、本試験当日にもなって、「あれもやっておけば良かった、これもやっておけば良かった」と嘆いているようでは、勉強の準備のみならず、心の準備も出来ていないので、当然良い結果は得られにくいと思います。

あえて優先順位付けをするならば

私は、全教科万遍なく復習することが出来ましたが、もし、勉強時間の確保が難しいようであれば、科目ごとに優先順位をつけるしかありません。

そうなると得点配分の高い、行政法、民法、そして憲法・基礎法学の順になるかと思います。
行政法と民法は、記述問題も関係するのでやっておいて損はないと思います。
ただ、科目によって本人の得意・不得意もあるので、その辺りはご自身の判断で優先順位付けを行ってください。

一方で、時期的なことも考えると、出題数が少ない商法、出題数14問あるが対策が非常に立てづらい一般知識等に、あまり多くの時間を割くのは効果的ではないと思います。

私が受験した2017年度の試験では、山崎豊子氏の「白い巨塔」や、世界各国の指導者に関する問題、農業政策、ビットコイン、クラウド、度量衡に関する問題などが出題されました。

どうですか?
これらを事前に試験対策できる方はいらっしゃいますか?
おそらく無理だと思います。

結局のところ、試験対策として勉強できているかというよりも、一般知識(常識?)として知っているかどうか、ということが問われた出題傾向でした(科目も一般常識等ですからね。まさにその名の通りの出題だったかと)。
出題が広範囲に渡ることを考えると、この時期での一般常識等への深追いは禁物だと思います。
(もちろん、王道の情報系や個人情報保護の問題も出ましたけど)

一般知識等は、足きり対象の科目なので不安にかられるとは思いますが、試験対策が非常に難しいのが特徴です。
それよりもまだ予想ができる行政法や民法に勉強の比重を置いた方が賢明だと思います。

商法も対策が難しく、多少頑張って勉強したとしても試験で細かな所を聞かれたお手上げ状態になるので、やはり頻出度が高い分野や基礎的な知識を復習するくらいに留めておいた方が無難でしょう。(後述していますが、私は公開模試で商法0点(5問出題)を取ったこともあるので、直前期に商法を勉強するくらいなら他の行政法や民法を勉強するという発想でした)

余裕があれば、勉強する科目の順番(ローテーション)も工夫する

これからお話する内容は、余裕があればやってみてくださいというものです。

人によって違うと思いますが、1日1科目ずつこなす人と、1日何科目もこなす人がいると思います。私は、1日1科目ずつ復習していくタイプでした。これには現実的な問題もあります。
例えば、民法や行政法の過去問集をやろうとすると、時間的にとても他の科目をする余裕はないからです。但し、試験直前期は全科目を網羅的に何度も復習しておく方が良いというのは皆さんご理解頂けると思います。やはり「人間誰しも忘れてしまう」という特徴がありますから、出来るだけ小まめに目を通して記憶を維持したいはずです。

そこで、私は復習する際に科目毎に時間的な差を設けるようにしました。
例えば、行政法、民法、憲法の3つの科目があって、それぞれの科目に、過去問集、答練(確認テスト)、模試の3つのツールがあるとします。

一気に3つのツールを復習するのではなく、
1日目:行政法(過去問集)
2日目:民法(答練)
3日目:憲法(模試)
4日目:行政法(模試)
5日目:民法(過去問集)
6日目:憲法(答練)
といった具合に、ある科目のあるツールを一度復習したら、少し間を空けてその科目の違うツールを復習するというやり方を意識的に取り入れていました。

これは、日にちが経つと忘れてしまうことを大前提とした学習計画です。こうすることで、一定間隔毎にその科目に目を通すことができ、記憶の維持にも繋がりますからオススメです。
あと、日ごとに科目が変わることで多少の気分転換にもなります。
上記は、一日単位で書いてますが、時間的な余裕がある方は1、2日目の内容を1日でまとめてやっても大丈夫です。
大事なことはツール(教材)をうまく活用して、出来るだけ小まめに各科目に触れる機会を設けることです。そうすれば多少なりとも忘れにくくなります。

あとは兎にも角にも過去問集、模試等を復習

勉強している写真
学習計画が決まれば、あとはそれに従い各教材を復習していくだけです。試験前日までにきちんと計画を履行出来るよう、勉強を最優先事項として取り組んで下さい。仕事の残業、遊び、飲み会など全て断るつもりで臨んで下さい。そんなことをしている暇はありませんので!

あとは、模試などで合格点を取れている方でも、最後まで油断せずに勉強しておくべきです。
「模試は模試。本番は本番です」
試験慣れしている私でも、試験当日の緊張感は独特のものがあって未だに慣れません。やはり、模試と本試験は全く別物だと思います。
受講生同士の会話で、「模試で点数が良かったから最後の最後(直前期)に油断した(娯楽など勉強以外のことをしていた)」といった話も聞いたことがあります。

さらに頻出度とボリュームで優先順位付け

過去問集などを最初からやり始めても復習が間に合う方は大丈夫ですが、時間的に厳しそうだという方は、さらに細かな優先順付けを行うべきです。

何故なら、一つの科目の中でも、法律(行政手続法、行政不服審査法など)や論点によって出題頻度が違います。そして、法律や論点によってそのボリュームも違ってきます。(例えば、行政執行法なんて6条までしかありませんが、民法は1,000条を超えるボリューム)

過去問集や模試を復習するときは、残り時間も踏まえてメリハリをつけて復習すべきです。
例えば、模試の復習であれば、正答率が高い問題を優先的にこなしていくとか、過去問集であれば出題頻度が高いものを先に解くなどが臨機応変な対応が大切だと思います。

この他にも、得点配分が大きい行政法と民法は全問復習するけど、憲法・基礎法学は頻出頻度が高い問題だけに手をつけるなどの工夫ももちろんありです。

あとは、奇問・難問(正答率が低い、出題頻度が低い)と言われる問題は、思い切って捨てる(復習しない)といった決断も必要となります。

奇問・難問というのは、言ってみれば非常に細かな論点ということです

おそらく過去問集や模試等で、奇問・難問が出題されたと思いますが、この時期になって、奇問・難問を気にしていてはいけません。

「合格の秘訣」は「みんなが正解する問題を間違えないこと」です。頻出論点や基本問題を取りこぼしなく正解することが、何よりの合格への近道です。

何故なら、細かな論点(奇問・難問)というのは、基本的にほとんどの受験生が解けない問題(正答率が低い問題)なので、そこで大きな差がつくことはありません。差がつくとしたら、正答率80%のような超基本問題を間違えてしまうことです。だから、細かい論点は無理して覚える必要はありません。これは試験勉強における鉄則とも言えます。

復習しながら都度、教科書で内容を再確認

教科書の写真
過去問集や模試等を復習する中で、記憶が曖昧な論点や条文(例えば努力義務なのか強制なのかといったこと)があれば都度教科書で再確認しましょう。

私は、教科書を読むとすぐに眠たくなってしまうタイプだったので、問題を解いて解説を読み、そしてその論点や類似論点(横断的に覚えておかないといけないもの等)を教科書で再確認するという方法を取っていました。

基本的に、過去問集や模試等でよく問われている問題の論点が出題される可能性が高いと言えますので、そこを中心に教科書で確認するのが効率的だと考えた訳です。教科書を一通り読むとなると相応の時間も費やしますし、重要ではないところまで、ついでだから読もうとしてしまうので、案外教科書を一から精読するやり方は効率が悪いように思います(時間がある場合は構いませんが)。
また、復習する際にどうしても覚えきれない箇所は、試験当日に見返せるように付箋などをつけておく方も多いと思います。
しかし、本試験当日は緊張もありテキスト等を見てもあまり頭に入ってこない可能性が高いです。ですから、当日の教科書等の確認は気休め程度で考えておく方が良いでしょう。
(この点については、こちらの記事も参考にして下さい)

(おまけ1)知らない問題が出題されるということを必ず想定しておく

山崎豊子の試験問題
あとは、どんなに頑張って勉強したとしても、行政書士試験のような出題範囲が広い試験では、必ず知らない問題が出題されます

一番怖いのは、こういった初見の問題(知らない問題)が出題された時に、焦って力が発揮できなくなることです。
特に足切りに関わる一般知識等だとその焦りは倍増されることでしょう

かくいう私も、2017年度の試験では、一般知識等の1問目(問47)から悩み、焦りましたし、以後10問ぐらい(問55ぐらいまで)「ずっとなんだこの出題は!?見たことがない問題ばかりだ」と思いながら解いていたので、結構精神的にダメージを受けました。

そして、極め付けは、問53の山崎豊子氏の著作の問題です

最初に問題文を読んだとき(選択肢はまだ見ていない)は、「山崎さんの著作なんて、『白い巨塔』ぐらいしか知らないよ」って思いました。結果的に、「白い巨塔」が選択肢にあったので事無きを得ましたが、問47(一般知識等の第1問目)からの流れもあって、問題文を見たときは相当焦りました。

結局、2017年度の一般知識等の問題に関していえば、初見の問題が続いたことに加えて、自信を持って正解を選べる問題がなかったので不安が募ったのが、精神的な乱れを生じさせてしまった原因と言えます。(結果的には、一般知識等は32点で足切りは免れましたが、普段の模試などの点数(40点台後半)からすると物足りないものでした。)

だから、皆さんも本試験で必要以上に焦らないように、こういったこと(初見の問題、変な問題が出題される)もあり得るということ。そして、その問題で焦ってしまうことまでも含めて、しっかり想定(心の準備を)しておいた方が良いです。

想定しておくというのは、例えば、普通、試験開始と同時に問題用紙を開いて解き始めると思いますが、第1問目が難しかったり、知らない問題だったりすると、「やばい。最初の問題から分からない」、「1問目から時間をかけすぎてしまった。予定が狂った」と思って多くの方が焦ってしまうのではないでしょうか?

そうならないように、万が一、第一問目が難しい問題だった場合、ここでつまずくと後に響くので、あまり時間をかけすぎずにとりあえず適当に選択しておいて、一通り解き終わった後で、もう一度考えることにしておこう、と前もって対策を考えておくということです。

こういった想定をしておいて、実際に奇問・難問に当たった時に、「来た来た!知らない問題。焦らずさっさと解いて、次の問題に移ろう」と思えたのなら大成功です。

(おまけ2)行政書士試験の試験問題を解く順番について

問題を解く写真
ついでなので、私が行政書士試験で実践した試験問題を解く順番を紹介しておきます。ただ、もう直前期に入っていますので、今から慌てて試験問題を解く順番を変えるのはやめた方が良いということはあらかじめ言っておきます。
直前期に、不慣れなことをして本番でパニックになっても私は責任を負いませんので、悪しからず。

以下が、行政書士試験の勉強法を紹介した書籍を参考に、本試験と同様の答練や模試で実践しながら辿り着いた回答順になります。

  1. 慌てて解き始めずに、まずはざっと問題用紙に目を通す
  2. まず始めに、多肢選択問題を回答(いわゆる穴埋め問題)
  3. 記述問題を回答
  4. 一般知識等を回答
  5. 問題用紙のはじめに戻る。つまり憲法・基礎法学に戻る
  6. 行政法を回答
  7. 一旦休憩も兼ねてトイレに行く
  8. 民法を回答
  9. 最後に商法を回答
  10. だいたい全て解き終わるのに2時間ちょっと。
  11. 1度目の回答の際に選択に迷った問題にチェックを付けておいて、その問題に再チャレンジする
  12. 時間があれば、問題を一通り見直す
  13. 残り時間を見ながらマークミスがないかチェックする
各項目を少しだけ補足しておきます。

1:何が問われているかまで詳しくチェックする必要はありません。
これまでの出題形式と大きな変更がないかの確認と、気持ちを落ち着かせるためです。多少スタートが遅れても回答スピードに自信があれば、数十秒程度の遅れは問題にはなりません。少し冷静になるのを待ちましょう。
また、心理学的な話ですが、自分より焦っている人、緊張している人を客観的に見ることで、気持ちに余裕が生まれるということもあります。カンニングを疑われるような視線はダメですが、深呼吸しながら試験開始と同時に一目散に問題に取り掛かる受験生を俯瞰的に見ることで、「さぁて、自分もそろそろ問題を解くか」なんて思えたらしめたものです。
2:多肢選択問題から始める理由は、これもまた気持ちを落ち着かせるためです。
空欄を下にある選択肢から選んで埋めていくタイプの問題なので、最悪分からなくても勘で選べます
そうやって、あまり時間をかけずに回答していくことで次第に気持ちが落ち着いてきます
(問題を解いているうちに次第に試験に集中し始めるはずです)
また、配点も2点だから仮に緊張から来る焦りなどで間違えてしまっても、ダメージを最小限に留めることができます。
3:記述問題は配点が60点(3問)ありますので、ここでミスすると致命傷になり兼ねません。
まず、早い時間帯に問題を回答することで、記述問題にある程度たっぷり時間をかけることが出来ます。
それに、頭もまだクリアだから、集中力を保ちながらしっかりと考えることが出来ます。
第一問目(憲法・基礎法学)から解き始めると、ここに到達する頃には43問解いていることになり、頭が疲れてしまっている可能性があります。
もし予想以上に回答に時間が掛かっていれば、素早く解かないと回答が間に合わないという方もいるかもしれません。
そうなると、じっくり考えることが出来ず、慌てて回答、或いは空欄で提出といった事態になる場合もあり得ます。
7:行政法を解き終わったことで一旦休憩するのは、頭をリフレッシュするためです。
憲法・行政法などと違い、民法は頭を使う問題(例えば債権債務の問題)や長文問題が多いのでここで一度気分を入れ替えます。
また、試験が始まってある程度時間が経過しているので、トイレにも行きたくなっているはずです。
9:最後の回答が商法なのは理由があります。
上に述べた順番で回答して、万が一、時間が足りず勘でマークするということになっても、商法は5問しか出題されないので被害を最小限に食い止めることが出来るからです。
というのも、問題用紙の最初(基礎法学・憲法)から解いていった場合、最後が一般知識等になります。一般知識は足切りがあるので時間がないからと言って早解きや勘での回答は少々リスクが高いので、このような回答順序にすることによって、時間配分のミスに対する不安を減らす効果もあります。
(文章理解は長文で読むのに時間はかかりますが、問題文をきちんと読めば正解しやすいと思うので、時間がないからといって早解きや勘で解くには勿体ないと思います)

問題を解くスピードが遅くて試験時間が足りない、いつもギリギリだという方にはオススメかもしれません。

本試験では大丈夫でしたが、公開模試の時に、私は商法で0点(出題5問とも不正解)を取ったことがありましたので、そういうことも踏まえています(笑)。
つまり、私の場合、商法は出題によっては勉強した成果を発揮できず、得点に結びつかない可能性もあり、得点率(得点源)としては非常に不安定な科目だと考えています。それこそ「最悪、勘で選んでも良いや」と思っているぐらいですから、回答順序としては最後に持ってきている訳です。

まとめ

記事を読んでもらって、「なんだそんなことか」と思われた方。
もしそう思って頂けたのであれば、私が伝えたいことはきちんと伝わったということです。

直前期に何か特別なことをしたらウルトラCや裏技のように得点が急激に伸びたりということはありません。
だから、直前期になっても、慌てて何か新しいことをする必要はありません。これまで通りにやって下さい。

つまり、これまで使用した教科書と過去問集、模試等をしっかり復習し、試験前日までに知識を整理し、忘れていたところは再定着させることが何よりも大切になります。

但し、【資格勉強法】社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士に合格した勉強のコツ10選にも紹介しているように、直前期の勉強が一番得点が伸びますので、最後まで諦めずに頑張りましょう。

そして行政書士試験は、300点中180点を超え、かつ一般知識等で足きりしていない(56点中24点以上)ことが合格の条件です。(詳しい合格基準点や試験概要は、行政書士試験研究センターをご確認下さい)

この基準点さえ超えれば誰でも合格となるので、相対的な試験(上位何%が合格)に比べ基準が明確ではっきりしている試験だと思います。

当日は合格点を捥ぎ取るために、最後まで諦めずに試験問題と向き合って下さい。2018年11月11日(2021年度の場合は、2021年11月14日(日))の皆様のご健闘をお祈りしております。

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経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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