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【書評レビュー・財蓄名書】バビロンの大富豪の要約・感想-七つの知恵と五つの黄金法則

 
書評「バビロンの大富豪」の表紙
この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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今回は名書として名高い『バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか(著:ジョージ・S・クレイソン)』の書評レビューです。

なお、本書は1926年にパンフレットの形で発売されましたが、その後読者の支持を受けて一冊の本として刊行されています(日本語版は1991年発行)。以降、95年経った現在(2021年)でも人気が高く売れ続けている「不滅の名著」と言われています。

こんな人におすすめの本/この本を読むことで分かること(学べる事)

お金に悩む人のイラスト

本書「バビロンの大富豪」は、自己啓発や蓄財書として有名ですので、特に社会人なりたてで稼いだお金の使い方がわかっていない新入社員や稼いだ給料を全部使ってしまうと言った浪費家の方にもおすすめです。

【こんな人におすすめの本】
(1)新入社員(新卒・新人)
(2)お金が中々貯まらない人、使いすぎてしまう人(いわゆる浪費家)
【この本を読むことで分かること(学べること)】
(1)お金の正しい使い方
(2)投資の際の注意事項(ポイント・コツ)

要約と感想

「黄金の七つの知恵」とは?

【第一の知恵】財布を太らせることから始めよう
【第二の知恵】自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
【第三の知恵】貯めた資金は寝かさずに増やすべし
【第四の知恵】損失という災難から貴重な財産を死守すべし
【第五の知恵】自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
【第六の知恵】将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
【第七の知恵】明確な目的に向かって、自分の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし

引用:「バビロンの大富豪(p.84)」より

【第一の知恵:財布を太らせることから始めよう」について

この第一の知恵こそが「富への道(収入の道)」とも呼べるもので、本書「バビロンの大富豪」における基礎の部分だと思います。

具体的内容としては「財布に十枚のコインを入れたら、使うのは九枚まででやめておく」(後述の「五つの黄金法則・その1」の「最低でも収入の十分の一を貯める」と同義)という至極簡単なことですが、こうすることで財布は確実に膨らみ始めます。

日本では「宵越しの金は持たない」という江戸っ子の気質を表した言葉もありますが、
収入の十分の一とはいえ少しずつ貯めていくことで、目先の欲求で手に入るものより、更に価値のあるものを手にすることが出来るようになると本書では述べています。
バビロン王朝時代は、黄金や不動産、家畜、商売、投資(主に金貸し業)などと言ったものが、実質的な価値のあるものとして挙げられていますが、現代では知識(ノウハウ)・情報、技術、動産(車や機械設備)といったものもこれに含まれてくるかと思います。

財布から取り出す金には、すぐに手に入る(ex.毎日の欲求を満足させるような、ご馳走や良い服や装飾品)けれど、消えるのも早いものが買えるだけの力しかありません。
財布の中に残しておいたお金によってこそ、初めて実質的な価値のあるもの(ex.黄金、不動産、家畜、商売、報酬を確保する投資)が手に入るのです。

引用:「バビロンの大富豪(p.61-62)」より

【第五の知恵:自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ】について

第五の知恵については、今の時代だと賛否が分かれる内容かもしれません。

バビロン王朝時代には家を持ち借金の返済が終われば、自分の財産として残りますし、唯一必要な経費は王に収める税金だけになるので、生活コストが下がり、その分、収入の一部を娯楽や自分の欲求を満足させることに使えるというメリットがあると説いてあります。

しかし、現在では住める場所は世界中にある上、住まいを持つことで移動の自由(身軽さ)を失うというデメリットもあります。持ち家の場合はなかなか移動することが難しいので、建てた後で大雨や地震といった自然災害に遭う確率が高い場所であることが分かったり、ご近所トラブルに巻き込まれたといった場合に念願のマイホームを手放すのは少々勇気が入ります。

また、賃料が不要になるとはいえ、固定資産税はもとより、(災害や経年劣化に伴う)修繕費などのコストも一概にゼロという訳ではありませんので、それなりの負担がのし掛かります。バビロン王朝時代は数年もすれば家の借金を返済できるという前提になっていますが、日本では35年ローンなど長期ローンが当たり前ですから長期に亘って負債を抱え続けるという点では重荷となり得ます。

【第七の知恵:明確な目的に向かって自分の能力と技能を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし】について

・「明確な目的について」

「明確」な目標ができることで「具体的」な行動に繋がることを意味します。

そもそも、日本人の場合、「もっとお金が欲しい」「もっと稼ぎたい」と思う「欲」をどこか卑しいものに捉えがちです。しかし、「【書評レビュー】働く君に贈る25の言葉の要約と感想(著:佐々木常夫、おすすめ本・名言)」の中で、「欲」があるからこそ、そこから壁にぶつかり磨かれて「志」に変わると述べられています。ですから、欲を持つこと自体大切なことですし、「お金が欲しい、稼ぎたい」という欲や強い望みを持つことは、仕事の収入を増やすためには絶対に必要なものです。

しかし、ただ漠然と「稼ぎたい、お金が欲しい」という思いよりも、「月にいくら稼ぎたい」「お金を○○円貯めたい」と言った明確な目標の方が、「そのためにはどうしなければならないのか、何が必要か…」といったイメージを抱きやすくなるものです。

実際にあった話ですが、以前、新入社員に「社会人になるとお金を稼げるようになるけど、自分のお金で何か買いたいものがあるの?」と聞いたことがありますが、その時「(某メーカーの有名な)スポーツカー」の名前を挙げた子がいました。

「じゃー、その車を買うためにどんな計画を立てているの?」「毎月いくら貯金しているの?」と言ったことを矢継ぎ早に質問したところ、「いえ。特に何も考えていません(具体的な計画は立てていません)」と言った返事が返ってきたことがあります。

そこで、「あの車だと、大体〇〇万円くらいでしょ。ローン組まずに一括現金で買うとしたら、月に〇万円くらい貯めても▲年くらいかかるよね。ボーナスありで年間●●万円貯めたとしても◉年ぐらいか。おそらく今手取り〇〇万円くらいだと思うけど、今のお金の使い方で毎月〇万円貯められそう?」と、少し現実的かつ具体的な数字も交えながら話をしたらいたく感心されたことを覚えています。

このように「ただなんとなく」よりも、「明確な目標を描くこと」で具体的な行動へ移すことが出来るということです。
上記の車の例なら、何年で買いたいか、自分の支払い能力はどれくらいあるのか等を考えてみることで、現実的な夢(欲)かどうかも分かります(今の稼ぎでは新車のスポーツカーには手が届かないという可能性も考えられます)。

・「自分の能力と技能を高め、よく学び」について

今の時代、より多く稼ぐためには副業、株取引、或いはメルカリ等様々な方法がありますが、基本的には今の仕事を頑張ることで評価を上げ昇給し出世すると言った流れで稼ぎを増やすのが一般的かと思います。

(本書では、バビロン王朝時代は、他の人よりも頑張り結果を出せば、その分稼ぎも多くなったという前提で書かれていますので、頑張っても評価に繋がらない(ex.評価が好き嫌いで決まる、関連記事:「会社の人事評価は好き嫌い相性バイアスで決まる-不満納得いかないどうでもいいが自然の流れ」)、と言った現代特有の課題はここでは一旦置いておきます)

では、そのため(今の仕事でより稼ぐ)にどうすべきかと言えば「自分の仕事に関心を持ち、作業に集中し、努力の手を緩めないようにする」ことだと本書では述べられています。そうすることで、自分の能力と技能を高めることになりますし、向上しようと思えば、勉強して考えを深くすること(よく学び)が求められます。

・「自尊心」について

「自尊心」という言葉を調べてみると、「自分で自分のことを誇らしく思う心を意味する。簡単にいうと、自分への高評価ということである。(引用:Weblio辞書「自尊心」より)」と書いてあります。

本書では「自尊心」を持った上で、次のような行動をすることが大切だと述べています。
「借金は能力の及ぶ限り、なるべく早く返すこと。支払い能力を超える買い物はしない」「家族の面倒を見て、家族から慕われ、尊敬されるように努めたり」「親しい人には思いやりのある態度で接すること」など。

「幸運の女神が微笑む人間」とは?

微笑む天使の写真

人間誰しも、幸運の女神と出会えないかと期待しているものですが、「幸運の女神が微笑む人間」とは一体どんな人間なのか?

本書には、『「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない』と述べてあります。

幸運はチャンスの後に来ることが多く、まずはチャンスを掴まないことにはどうしようもありません。
まかり間違っても、幸運というのは何の努力をしなくともやってくるというものではないということです。

幸運の神様は、本当に幸運でありたいと願う人なら、「素早く行動するはずだ」と考えるので、優柔不断の人間に微笑むことはないのです。

「幸運を呼び込むには、与えられたチャンスを活かすことが必要」だと本書では述べられています。

現代にも「幸運の女神には前髪しかない(類型:チャンスの女神には後ろ髪がない)」という諺が残っています。これも「チャンスはやって来たその時に捕まえなくてはならない」(類型:チャンスが通り過ぎた後は、後ろ髪がないので掴めない)という意味を表した言葉です。

ですから、「チャンスを活かし行動する人間」こそ女神は微笑むのであり、行動こそが成功へと導いてくれるのです。

ちなみに、「幸運の女神には前髪しかない」の由来となったのは、ギリシャ神話の「カイロス」という男神と言われています。

「五つの黄金法則」とは?

【その1】将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。

【その2】貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。

【その3】黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。

【その4】自分のよく知らない商売や目的、或いは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。

【その5】あり得ないような莫大の利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅力的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。

引用:「バビロンの大富豪(p.134)」より

五つの黄金法則の【その1】では「収入の十分の一を貯めるならば」とありますが、お金を貯めることで生活に余裕ができたり、いざと言うときにその貯蓄で乗り越えられたり、或いは投資資金(元本)としてお金を増やすことにも使えます。
そうした意味で、物理的にお金を貯めることも有効ですが、収入の一部を「自分への投資」に使うことも大事なことです。
現代であれば、書籍やセミナー、資格などといった自己啓発や知識の習得、新しい情報の獲得のために使うことです。

五つの黄金法則の【その4・その5】のように投資する際に気をつけるべきポイントというのはありますが、今の時代「絶対に、確実に儲かる話」というのもあまりないものです。
ですが、「自分への投資には損はない」と言われていますので、余裕があれば収入の一部を貯めることに加えて、自己投資にも使ってみるのが良いと思います。

幸福とは「労働の喜び」を知ること

本書「バビロンの大富豪」は財蓄書としても有名ですが、お金があるからといって昔の王侯貴族のような暮らしを推奨している訳ではありません。「労働の喜びを知ること」こそが、幸福に繋がると述べられています。

怠けていては進歩はないよ。私は働くのが好きだし、勤労はこれまでで最高の友達だったからね。それに人生の楽しみはみんなよく働いたおかげで手に入ったからね。(p.217より)
仕事はわしの一番の親友になっていた。(p.226より)
仕事は誰よりも私を助けてくれているよ。おかげで自信を取り戻せたし、ものを売る意欲も回復したよ。(p.232より)
働くことが奴隷専用のものではなくてわしは嬉しく思う。もし労働が奴隷だけのものならば、今のわしは一番の楽しみを取り上げられることになるのだからね。(p.239)より

引用:「バビロンの大富豪」より

懸命に働いたおかげでおじい様(バビロン王朝時代の)にはたくさんの友人ができて、皆がおじい様の勤勉さを尊敬し、成功がもたらされたのですね。懸命に働いたおかげで、ダマスカスであれほどの栄誉を受けることができた。懸命に働いたおかげで、おじい様はぼくが大好きな宝石や指輪を手に入れることができたのですね。
それなのに、ぼくといったら働くことは奴隷にしかふさわしくないと思っていたなんて

引用:「バビロンの大富豪(p.238)」より

今の時代からはなかなか想像できないかもしれませんが、バビロン王朝時代には、「(汗水たらして)働くことは奴隷のすること」という認識が少なからずあった訳ですが、本書では「働くことこそ幸福になるために必要なこと」であると、示唆されています。
上記引用文からも分かる通り、「働くこと」によって、友人ができたり尊敬されたり、成功や栄誉がもたらされるというのです。

本サイトでも『日曜の夕夜に「月曜日仕事に行きたくない」と憂鬱になる社員を防止する為の組織の対策方法』という記事の中で、組織運営において社員が「安心感、有用感、成長感、自己肯定感」と言ったものを職場で感じられることが大事だと書いていますが、働くことで「お金を稼ぐこと以外」にも、友人が出来たり、他者からの尊敬を得たり、自身の成長を感じるなど、人生をより豊かにする上で必要なものが得られるということは間違いないと思います

とは言っても、日曜の夕夜ぐらいから「月曜日仕事に行きたくないなぁ」とサザエさん症候群が発病してしまう社会人の方は多いものです。「出来れば働きたくない…」と思ってしまう、そんな方に向けて書かれた本書の一節を紹介しておきます。

働くことをとてもいやがる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。
それよりは仕事を友達として扱って、自分から好きになったほうがいい。
仕事がきついのは気にするな。
自分でいい家を建てている時のことを考えてみろ。柱が重いとか、漆喰をこねる水を運んでくる井戸が遠いと文句を言うやつはいないだろう。
約束してくれ、主人を持ったらとにかく懸命に働くんだ。
お前がやったことを主人が認めてくれなくても、決して気にしちゃいけない。忘れるなよ。懸命に仕事をやれば、いつかそれだけの見返りは必ずあるんだ。いい仕事をすれば、した分だけ人間は必ず良くなるんだ。」

引用:「バビロンの大富豪(p.220-221)」より

確かに自分の好きなこと、したいことをしている時は、「きつい」とか「疲れた」と言う感情はどこかへ行ってしまって目の前のことに集中してしまうものです。実際、マイホームを自分の手で建てるとなれば、きっとワクワク楽しみながらやるはずです。

ですが、全ての人が「好きなことを仕事にする」ことは叶いませんので、「自分から好きになる努力をする」ことは非常に有効な手だと思います。前向きに取り組んでいれば、次第に上達していきますので、段々とやるのが苦ではなくなりますし、成長を感じられたことで、もっと難しいこともやれるのではないか?と、新しいことにもチャレンジしたくなる可能性もあります。

このように自分のこと(ex.スキルや能力の成長)だけに集中することが出来る人であれば良いのですが、実際「主人(現代であれば、経営者や上司)の評価を気にせずに、懸命にいい仕事をしようと努力する」というのは大変だと思います。
というのも、本サイトで紹介している「会社で褒められないのは当たり前!経営者や上司が社員(部下・後輩)を褒めるのが難しい理由」という記事は、アクセス数も多く人気記事の一つとなっています。
このことからも、社員には他者から「褒められたい」「認められたい」という承認欲求が一定程度あることが容易に伺えます(SNSで繰り広げられている、「いいね」や「ハートマーク」ボタンが良い例でしょう)。

また、本来、懸命に仕事をしているのであれば(今の時代「量だけではなく質(成果)」も求められますが)、「周りから認められて、評価されて、稼ぎも増える」という好循環を生み出すはずですが、残念ながら現代ではこのサイクルが上手く機能していないのはご存知の通りです。

「会社の人事評価は好き嫌い相性バイアスで決まる-不満納得いかないどうでもいいが自然の流れ」で述べたように、成果ではなく経営者や上司の「好き嫌い」や「相性・バイアス」といった曖昧なもので評価されてしまうことも多々あります。
また、年功序列制度も依然として存在しているので、仮に年配者よりも良い成果を出し続けたとしても、実際に給料や役職が上回るまでにはかなりの期間を要します。

現実的な問題も否定的な意見も述べましたが、「働くこと。労働の喜びを知ること」で、より良い人生を築くことに繋がり、幸福になるという考え方自体は間違っていないと思います。ただ、現代に合わせた解釈や補足は必要だと思いますが…。

まとめ

「七つの知恵」や「五つの黄金法則」と言った「バビロンの大富豪」の中でもインパクトのある内容を中心に紹介してきました。知恵や法則については、引用している文章を読めば、意図するものはある程度分かると思いますので、詳細は割愛していますが、現代にも通じる「不変の教え」とはいえ、古代バビロニア時代と現代とでは異なることも多々ありますので、原則は守りつつも、現代に合わせた解釈や補足は必要になるということを付け加えておきます。

【本記事のまとめ】
(1)「七つの知恵」とは?
【第一の知恵】財布を太らせることから始めよう
【第二の知恵】自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
【第三の知恵】貯めた資金は寝かさずに増やすべし
【第四の知恵】損失という災難から貴重な財産を死守すべし
【第五の知恵】自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
【第六の知恵】将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
【第七の知恵】明確な目的に向かって、自分の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし

(2)「幸運の女神が微笑む人間とは、行動する人間(チャンスがやってきた時に掴める人間)」である。幸運というのは何の努力をしなくともやってくるというものではない。むしろ、チャンスの後にこそ幸運がやってくる(チャンスを掴めなければ幸運はやってこない)。

(3)「五つの黄金法則」とは?
【その1】将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。
【その2】貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。
【その3】黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。
【その4】自分のよく知らない商売や目的、或いは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
【その5】あり得ないような莫大の利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅力的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。

(4)幸福とは、労働の喜びを知ること(働くこと)である。働くことで友人や尊敬、栄誉など、より人生を豊かにするものが手に入る。

この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント(中小企業診断士)、人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)。福岡生まれの熊本育ち。性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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