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人事評価はどうでもいい!社内より市場価値を意識-代表監督5人が評価した遠藤ヤットになれ

 
諦める女性の写真
この記事を書いている人 - WRITER -
人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)、経営コンサルタント(中小企業診断士)。福岡生まれだが熊本育ちのため、性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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先日、「会社の人事評価は好き嫌い相性バイアスで決まる-不満納得いかないどうでもいいが自然の流れ」という記事を投稿しました。

今回はこの記事についての補足的な説明をしたいと思います。
それは被評価者(評価された人)が人事評価についてどう考え、どのようにすべきかということです。
【注意:あくまで一つの意見であり、これが正解という訳でもなく、こうしなさいと命令するものでもありません】

会社の人事評価に不満で納得いかないなら、いっそ「どうでもいい」と考える

無関心な男性の写真

下記関連記事の通り、会社も社員も満足するような人事評価制度を運用することはなかなか難しいものです。

なぜなら、現代の仕事は、昔のように「工場で製品を〇個作ったから目標到達。だからあなたの評価は〇〇」といった単純なものではなく、難解で非常に評価しずらくなっているからです。

その上、人事評価という制度上、評価するのは経営者であり上司です。自分以外の様々な要素によって決められる事柄に対してあれこれ気を病んでもしょうがないと思いませんか?(アドラー心理学で言うところの「課題の分離」ですね)
だから、あえて「人事評価なんてどうでもいい。気にしない」という考え方を紹介してみたいと思います。

「どうでもいい」と言いながらも、目指すはサッカー元日本代表の遠藤保仁(通称:ヤットさん)選手のような市場価値!

フィールドにあるサッカーボールの写真

アドラー心理学で言うところの「課題の分離」だからと言って、人事評価に対してこちらからは何も働きかけないということではありません。

課題の分離については、下記関連記事をご参照下さい。

では、どうすれば良いのか、何を目指せば良いのか?

それについては、サッカー元日本代表の「遠藤保仁選手」を例に説明したいと思います。

日頃からサッカーを嗜む方はもちろんですが、日本代表戦だけはTV観戦するといったにわかサッカーファンの方でも「遠藤保仁(えんどう やすひと、愛称:ヤットさん)」をご存知の方も多いと思います。

彼のボジションはMF(攻撃的MFやセントラルMF)で、ガンバ大阪で長年プレーしJ1史上最多の641試合に出場(現在はJ2のジュビロ磐田に所属)、日本代表としても歴代最多となる152試合に出場した名プレイヤーです。小野や稲本といった黄金世代の一員でもあります。(詳細は、Wikipedia内の「遠藤保仁」のページをご確認ください)

何故、いきなり遠藤選手の話をするかと言うと、実は自己啓発か人事関連の本を読んでいた時に急に彼の名前が出てきたことがあります。その内容と考え方に妙に腑に落ちたこともあり、今でもその記憶が強烈に残っていますので、その内容を紹介したいと思います。
【補足:7、8年前くらいに読んだ本なので残念ながら書籍名は覚えていません。もし後で分かったら、タイトルや著者を追記したいと思います】

<以下、本に書かれていた内容(だいぶ、うろ覚えですが)>

前述した通り、遠藤選手は日本代表として歴代最多の152試合に出場しています。
遠藤選手が日本代表として選ばれたのは2002年から2015年までの13年間です。
(レギュラークラスでも大体10年前後もすれば選ばれなくなりますし、逆にわずか1試合しか代表に選ばれなかったといった選手も沢山います)

まず、日本代表として沢山の試合に出場するためには、長く現役を続け、かつ日頃から代表レベルのプレーをすることが求められます。
ですが、ご存知の通り代表監督というのはそれぞれ好きなフォーメーションやプレイスタイル、戦術をお持ちです。例えば、ワントップでポストプレー主体、逆に3トップで超攻撃的なスタイル、4バックに3バック、カウンター主体、ポゼッションといった具合に様々です。

とは言え、一人の代表監督が長い間務め、かつ監督のお眼鏡(戦術)に叶えば、キープレイヤーとしてその間出場数を稼ぐことも可能ですが、遠藤選手が日本代表として出場する間、監督はジーコ監督(2002-2006)、オシム監督(2006-2007)、岡田武史監督(2007-2010)、ザッケローニ監督(2010-2014)、アギーレ監督(2014-2015)と、5人も入れ替わっています。

残念ながら、アギーレ監督の後釜となったハリルホジッチ監督(2015-2018)以降は代表に選出されませんでしたが、ハリルホジッチ監督が就任して初めて日本代表選手を選出する際には「遠藤を選出しなかった理由」を以下のように述べています。

「遠藤は日本のレベルを上げてくれた。でもリストには入ってない。私はW杯ロシア大会の準備のために日本に来ている。メンバーは、今までのリストを中心に、さらに自分の考えを加えて作成している。遠藤はこれまで、日本のために貢献してくれた。敬意を表したい。」とロシアW杯時の年齢を配慮し選出しない事を宣言している

引用:Wikipediaにより

コメントにある通り、現時点(2015年)で代表レベルに達していないから選外ということではなく、監督として先のW杯(2018年ロシアW杯)を見据えたチーム作りをするために選出していないということです。
(若手の台頭やベテランの意地など、先を見越したチーム運営というのはスポーツ界では何も珍しいものではありませんが…)

いずれにせよ、こうした事実から、遠藤選手は「多くの代表監督から評価され、必要とされた選手」と言えます。

「多くの代表監督から評価され、必要とされた」ということは、それは彼の「市場価値が非常に高かったことの現れ」とも言えます。一般にサッカー界における市場価値というと移籍金(お金)のことを想像すると思いますが、今回は金額の過多ではなくもう少し広い意味で考えてみます。

【補足:市場価値(お金)の場合】
(金額の過多は関係ないと言いながら…)
ちなみに、遠藤選手の最高市場価値は、2009年彼が29歳の時に記録した650万ユーロ、日本円で約7億85百万円です。これは海外移籍をしなかった日本人の中で最高位であり、歴代日本人市場価値の中でも19位に位置します(2020年時点の情報)。
通常、日本から海外に移籍しそこで活躍できれば、更に市場価値を高騰させることも出来ます。仮に遠藤選手が海外移籍を果たし活躍していれば、これ(600万ユーロ)より高い価値が付いた可能性も十分あります)

さて、前述した通り、代表監督にはフォーメーション、プレイスタイル、戦術などそれぞれ好みがありますので、それに見合う選手を招集しチームとして最大限の力が発揮できるように指揮を執ります。と言うことは、個人の力が大事なのは勿論のこと、パズルのピースの1つとしてチーム全体で描く絵柄にもフィットしていなければなりません(ピースが存在していても、絵柄に全く合わない形であれば意味がない)。

チームの中心選手や代表クラスの実力を有していても、必ず代表選手に選ばれる訳ではないのはこうした監督のチーム編成上の事情(理由)もある訳です。
ですから、各選手には個人の力のみならず、代表監督の考える戦術や求める役割に当て嵌まるか、或いはその求めに適応する力があるかどうかが求められていると言えます。(代表では、時に所属するチームでは普段プレイしていないポジションやフィールド上での役割を求められるということ)

つまり、遠藤選手は、5人もの代表監督の様々な要求に応えられるほど、確かな能力(実力)と適応力があったことを証明しており、それだけ市場価値の高い選手だったということです。

社内価値(人事評価)はどうでもいいが、「市場価値」は意識せよ

遠藤選手の話をビジネスの世界に置き換えれば、「ある会社での活躍に留まらず、どの業界どの会社にいっても活躍できる人」ということを意味しています。

(私がしばしば投稿記事の中で触れているように)
会社の中で「あなたしか出来ない仕事」があり、それを以て「自分は会社にとって価値ある人間」と判断しているのであれば、それはビジネスマンとしては少々危険な考え方です。もし、今働いている会社でしか役に立たない仕事(スキルや能力も含めて)であれば、それは「社内価値は高くとも、市場価値は低い」ということを意味しています。

ですから、社内に限ることなくもっと広い視点から、本当に自分は他の会社や他の業界で活躍できるスキルや能力があるのか、その適応力も含めて、自問自答してみることが大切です。

リーマンショック、東日本大震災、そして今回のコロナ禍などを考えると、自分が勤める会社がいつまでも永続的に存続していると考えるのは些か危険です。いざとなった時に、困らないように今のうちから社内価値でなく市場価値を高める意識を持っておくことが肝要です。

市場価値に目を向けること(社外に目を向けること)による恩恵

市場価値が高くなれば、言うなればどの会社どの業界に行っても(ある程度は)活躍できるということを意味します。

そうなれば、いざとなったときに求められる会社(自分を必要としてくれる会社)が他にもありそうだ思うことが出来れば、それだけでも心持ちが違いますし、気持ちに余裕も生まれるはずです。そして、気持ちに余裕があれば、日頃の仕事ぶりにも良い影響を与えることは容易に想像できるかと思います。
(勿論、会社が気に入らない、不満があればすぐ退社・転職を無闇矢鱈と薦めるものではりません)

更に、市場価値(評価)を常日頃意識し自らを高めていると、段々と社内価値という人事評価はどうでもいいものに思えてきます。

なぜなら会社(社内)ではなく社外に目が向くことになるので、会社や社内の人間関係などを少し離れた位置から俯瞰的な目で見られるようになります。そうなれば、社内での不満や陰口、他の社員を蹴落とそう、足を引っ張ろうとするようなマイナスの言動は非常に滑稽に映ってきて、何であんな些細なことに今まで囚われていたのだろうとハッと気づかされることもあるかもしれません。

もともと、不満やストレスを溜めない方法の一つとして、より広いコミュニティと繋がっておくという方法があります。

例えば、毎日が家と会社の行き来だけだと、同じ人間とばかり連むことになり小さな世界で完結してしまいます。単調な生活の繰り返しでは刺激も少ないですし、不満やストレスといったものも溜まりがちです。結果、こうしたものの捌け口が家庭や会社への悪口や不満・嫉妬、人間関係の悪化といったマイナスの言動に結びついてしまう訳です。

ですが、家と会社とは違う別のコミュニティ(習い事や趣味、ボランティア等)との接点をもつことで、そこから新しい刺激を受け凝り固まっていた考え方が和らぎ、物事への受け止め方が変わったり、或いはそのコミュニティを通じて不満やストレスを上手に発散することが出来たりするというものです。

これは、ずっと窓を閉め切っていると、次第に空気も悪くなり気分も滅入ってきますが、窓を開放し外の空気を吸えば気分もスッキリするのを想像してもらうと分かりやすいでしょう。

つまり、社内(人事評価)から意識を離し、外(市場価値)に目を向けておくことも、これと似たような効果を生み出すという訳です。

まとめ

さて、今回は「人事評価はどうでもいいから、社内価値ではなく市場価値を意識せよ」ということを主として紹介してきました。市場価値の大切さについては、(大分、うろ覚えでしたが)サッカー元日本代表の遠藤保仁選手の話が参考になれば幸いです。

当然ながら、新入社員の頃は毎日が無我夢中で市場価値に目を向けることまで考える暇はないと思いますが、仕事に慣れた頃に改めて自分のあり様(今回で言えば市場評価(価値)を高められているか)を考えてみることは、これからより良い社会人生活を送る上でも大切なことだと思います。

【本記事のまとめ】
1.会社の人事評価に不満で納得いかないなら、いっそ「どうでもいい」と考える
 ⇨評価者の好き嫌い相性、バイアスで人事評価が決まる可能性がある以上、会社と社員両方が満足する人事評価は難しい
 ⇨人事評価に納得がいかないなら、いっそ「(人事評価など)どうでもいい。気にしない」と割り切った方が良い
2.「どうでもいい」と言いながらも、目指すはサッカー元日本代表の遠藤保仁(通称:ヤット)選手のような市場価値!
 ⇨遠藤選手は日本代表として13年間、5人の代表監督から必要とされた名選手
 ⇨どんな監督のどんな要求にも応えられるということは、確かな実力と適応力があったことの証拠であり、それだけ「市場価値の高い」選手だということ
3.
社内価値(人事評価)はどうでもいいが、「市場価値」は意識せよ
 ⇨遠藤選手のように、どの会社でもどの業界でも通用し必要とされる市場価値(能力やスキル等)を身につけよう
4.市場価値に目を向けること(社外に目を向けること)による恩恵
 ⇨市場価値が高まり他の会社にも求められる人材になれば、今勤めている会社がいざとなった時でも安心
 ⇨その安心が心に余裕を持たせ、より良い仕事に繋がる
 ⇨社外に目を向けることで、これまでよりも一歩引いた立ち位置が取れるようになり、社内の些細なイザコザ(悪口や嫉妬)に心乱されることがなくなる
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人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)、経営コンサルタント(中小企業診断士)。福岡生まれだが熊本育ちのため、性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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