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【資格勉強法】社労士行政書士など難関資格試験の1発/短期間合格に必要な3つの考え方

 
考える女性の後ろ姿の写真
この記事を書いている人 - WRITER -
人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)、経営コンサルタント(中小企業診断士)。福岡生まれだが熊本育ちのため、性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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久しぶりに資格勉強法に関する記事です。
今回は資格試験の勉強をする際に必要な考え方を3つ紹介します。

試験に合格したいならこの3つの考え方を意識しろ!

本当に資格試験に合格したい(特に難関資格)と思うのであれば、以下の3つの考え方を意識してみると良いでしょう。

(1)資格勉強を最優先に考え行動すること
(2)「時は金なり」「時間をお金で買う」という感覚を持って勉強すること
(3)自分なりのExitルール(受験回数や期限)を設けること

考え方1:資格勉強を最優先に考え行動すること

積み上げられた参考書の写真

士業などの難関資格ともなれば、遊び半分で勉強して合格できるものではありません。

稀に短期間・短時間の勉強で合格してしまうような天才もいますが、そういった方と一緒に考えていたらダメです。

ちょっと表現は悪いですが、天才型だったら弁護士や医師といった資格を目指すと思いますので、社会保険労務士や行政書士といったレベルの難関資格の場合では、(天才ではなく)いわゆる普通の方の受験がほとんどだと思います。
ですから、適当に勉強したら受かったなんてマグレはまず起きないものと考えましょう。合格には相応の努力が必要となります。

合格するには、それこそサムライ(武士)のような断固たる決意が必要です。

「資格勉強を最優先に考え、行動する」とはどういうことかと言えば、人間に最低限必要とされる「衣食住」と同じレベルで「資格の勉強をする」ということです。

つまり、睡眠 = 食事 = 勉強 ≧  仕事 > その他(遊び、飲み会 etc)という優先順位になる訳です。直前期などは有給をとって勉強なんてこともありますから、仕事よりも勉強の方を優先する場合もあります。当然ながら、娯楽、自由といったことはそれ以下の順位となります。ただ、遊ぶなとは言いません。息抜きやメリハリの上での遊び(飲み会、家族サービス、旅行、買い物)はOKですが、それ以外では極力我慢して勉強時間に充てて下さい。

あと、「勉強しなきゃ」「勉強しなきゃ」といくら思っても(ここまでは誰でも出来る)、実際にテキストを読んだり、問題演習をこなさないことには、勉強したことにはならない訳ですから、わざと「(最優先に考え)行動する」という部分まで書いています。行動(勉強)に移しましょう。

本見出しの内容については、「【資格勉強法】社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士に合格した勉強のコツ10選」の「1.2 これまでの生活習慣を全く別のものに変えるという覚悟を持つこと」の中でも触れていますので、そちらも参考にしてみて下さい。

考え方2:「時は金なり」「時間をお金で買う」という感覚を持って勉強すること

札束の写真

今、この記事を読んでいる瞬間にも、あなたの貴重な時間(人生)を費やしています。
地球上にいる全生物に「一日24時間」が平等に与えられています。
「時間」は誰もが持つがゆえに、実は「一番時間が貴重だ」ということを認識していない人が多いものです。

独学を選ぶ?資格学校を選ぶ?

まず、分かりやすい例からいきましょう。

独学(市販のテキストを利用)での勉強とTACや大原などの資格学校(ネット等の通信教育も含む)を利用しての勉強とを比較した場合、どちらの方が早く合格できると思いますか?

勿論、個人差はあると思いますが、おそらく後者の方が早く合格出来る可能性が高いと思います。
理由は、それだけの対価を払うのだから、その分に見合った成果が期待できるはずですし、逆にそうでなければ資格学校の存在価値ががなくなってしまいます。

例えば行政書士の場合だと、独学の場合には市販のテキスト、問題集などを一通り揃えると10,000円〜15,000円くらいかかります。

一方で、資格学校だと200,000円から300,000円とかなり高額になります。割安な通信教育を利用しても、70,000円前後の費用はかかるでしょう。

勿論、一年(一発)で受かれば、独学の方が安いのは間違いないのですが、先ほど述べたように、効率(早く合格出来るか。合格率が高いのはどちらか)という意味で言えば、資格学校や通信教育の方に分があると思います。

では、一年(一発)ではなく複数年かかったとしたらどうでしょうか?

例えば独学で3年かかって合格。資格学校を利用して2年で合格出来たケースを考えてみましょう。

費用だけで言えば、独学は45,000円程度(15,000円×3年)。資格学校だと400,000円(200,000円×2年)となり、350,000円近く安く上がります。

ですが、勉強した期間は独学の方が1年長くなります。たったの1年間としても、この差ってすごく大きいと私は思います。
(場合によっては、2年、3年とその差が広がる可能性もあります)

金額的に350,000円ほど安く済んでも、余分にかかった1年間をお金に換算すると相当の額になります。

複数回受験なので、勉強のノウハウが溜まり、学習効率が上がったとして、1日の勉強時間は1.5時間くらい(一年目は一日2〜3時間勉強しているとして)に減少しているかもしれませんが、1日1.5時間×1年(365日)で計算すると約550時間です。

550時間を1日8時間労働として日数に割り戻すと、約69日働いていることになります。

働いていればお給料がもらえますが、実際、勉強している期間は無報酬です。
つまり、約3ヶ月(ひと月の実働日数が22日としても)仕事とは別に無給で働いているという感じです。
月給250,000円で考えると、約3ヶ月として合計750,000円になります。

実際に、みなさんの月給で計算してみるといくらになりますか?

なんか、勿体ないと思いませんか?
「受かるなら一回で!」という気持ちで全力で試験に望んだ方が良いと思う理由がこれです。

こういう感覚があれば、緊張感のある勉強が出来ますし、モチベーションも違ってくると思います。

資格学校のように高価なお金を払って勉強することのメリットは、独学に比べて身銭を削っているので「やらなきゃお金が勿体無い」「合格しないとお金が無駄になる」と思って半強制的に勉強するからです。
結果的に短期間で合格することができれば、まさに時間をお金で買ったと言えます。

また、この69日間を勉強にしか使えない場合と自由に使える場合とでは、幸福感といった精神的なものでも大きな差が生まれます。「より良い人生を送る」という長期的な視点に立てば、後者の方(自由に時間が使える)が、それに見合った時間の使い方が出来ている事になると思います。

だからと言って、「資格学校を利用しなさい」と言いたい訳ではありません。
あくまで「時間を意識する」という上での一例です。

まとめノート(勉強ノート/独自ノート)を作っていませんか?

他にも、例えば勉強のやり方の1つ(?)として、勉強をするときにまとめ用のノートを作る方っていますよね?
テキストに書いてあることを自分なりに整理してノートにまとめるって方。

ノートにまとめるのに、どの程度時間がかかります?
文字を書くって作業だけでも大変ではありませんか?(中にはWord、Excelでまとめるという方もいますけど)

ノートをまとめることに効果がないとは言いませんが、それよりもノートにまとめる時間、正確に言うとノートに書く(写す)時間が勿体無いと私は考えています。

今、まとめノートを作っているという方は、ノートにまとめるのにかかった時間をお金に換算してみてください。
(例えば福岡県の最低賃金870円/時間)
ある単元のまとめに2時間かかったとすれば、もうその時点でテキスト一冊分ぐらい支払ったことになります。

また、そもそも論として言わせてもらうと、テキストやら問題集というのは、その筋の専門家が作成・監修しているものです。素人である私たちが、まとめるよりも上手いに決まっています。

出来上がった自家製のノートは、結局テキストの劣化版といったケースが散見されるのもそれが理由です。

ノートをまとめることに時間を使うくらいなら、同じ時間で問題集を解いた方がよっぽど効果的です。
もし、本当に使っているテキストが使いづらくて、そのためにノートにまとめているという方がいれば、より分かりやすく、使いやすいテキストを買い直した方が何倍も効果的です。

どうしてもまとめノートを作りたい、或いは不安だから・安心したいから作りたいという方は、資格勉強の初期段階ではなく、終盤や直前期などある程度理解が深まり、【分かる箇所・覚えている箇所「7〜8割」:分からない箇所・覚えきれない箇所「2〜3割」】という段階になって、分からない、覚えきれない箇所を厳選してからノートにまとめた方がまだ効果的です。

※勉強初期段階だと、比率が逆転してしまって(【分かる箇所・覚えている箇所「2〜3割」:分からない箇所・覚えきれない箇所「7〜8割」】)、まとめる量が膨大になるため。

一回解くためだけに買う問題集。使い捨てにする勇気

「行政書士試験一発合格者の体験談(難易度、勉強時間、民法や行政法の勉強法、記述式対策)」という記事の中で、記述式の問題集を「1度きりの使い捨て問題集」として扱ったと述べていますが、これも合格のためには必要なことです。

「合格する確率を上げるためにもう少し問題演習をこなしたい」。
それに対する解が「一回しか解かないことになっても、新しい問題集を買って問題演習をこなす」という行動に繋がっています。

もちろん、「【資格勉強法】社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士に合格した勉強のコツ10選」の「1.7 使用しているテキスト、問題集を最後まで信じ抜くこと(浮気厳禁)!」で述べている通り、受験終盤に新しいテキストや問題集に手を出してしまい、全てが中途半端になるのは愚の骨頂ですので、一つの問題集を隅々までやり切ることは大切です。

しかし、使用しているテキストや問題集を十分にやり込んでおり、かつ問題集の正答率も高いようであれば(例えば模試等で常時合格点を取れているなど)、合格率をより高めるために一計を案じることは悪いことではありません。

時間的に余裕があり、かつ目的がはっきりしている(今回の場合は問題演習を数多くこなすこと)のであれば、こうしたお金に物を言わせた手段も効果的です。

※ 例えば、行政書士試験の場合、記述式が高配点なので「全く記述出来なかった」といった取りこぼしが一番危険です。
ですから、予想問題に数多く触れることで、問題に対する答え(論点)を押さえておけば、仮に本試験でうろ覚えであっても部分点(加点)狙いが出来るということ。

さて、色々と書きましたが、「時は金なり」「時間をお金で買う」という意識を持つことで、緊張感を持った勉強や効率の良い勉強が可能になり、合格する確率を上げることに繋がります。

「目に見えるお金」は勿論貴重ですが、「目に見えない時間」もまた貴重なのです。
お金をかけずに合格することも大事ですが、同時に「只(ただ)より高いものはない」という諺があることも忘れてはなりません。

考え方3:自分なりのEXITルール(受験回数・期間)を設けること

締め切りを表す写真(砂時計)

資格を目指している人のやる気をそぐようなことを言って申し訳ありませんが、「時には、受験を諦めることも必要だ」と思います。

投資にしろ、事業にしろ、何にしろ、何かにチャレンジする際に、自分の中でEXITルールを決めておくことは、想定以上の損害を出さないために必要なことだと思います。

これを資格試験においても準備しておくべきだと思います。
受験を諦める場合、それまで勉強に費やした時間という、サンクコスト(埋没費用)は確かに惜しいですが、「勇気ある撤退」も時には必要だと思います。

特に家庭を持つ社会人の場合、個人的な面(モチベーションなど)だけではなく、勉強をすることにも家族の理解が必要ですし、費用的な問題もあります。家族サービスの時間も必要でしょうし、子供が生まれたり進学すれば環境面での変化も起こりますので、いつまでも勉強最優先という訳にもいかないでしょう。どこかでケジメを付けるためにもEXITルールは必要だということです。

ちなみに私自身、どの資格試験も本気で勉強した上で、2回ぐらい受験してみてダメだったら、一旦受験勉強を辞めようというEXITルールを設けていました。

2回ぐらいとアバウトにしているのは、資格試験では「運の部分」もあるので、受験してみて自分ではどうしようもなかった「運の部分」(例えば、奇問・難問が正解できず、不合格になった。例年に比べ異常なほど合格率が低いなど)で落ちた場合にはもう一度受験するといった具合です。

EXITルールの内容(何回受験する、何年間勉強するなど)はその人の環境(身体的、精神的、金銭的、外部環境的)によって様々だと思いますが、EXITルールを設ける理由としては以下の3つが考えられます。

理由1:締切(DEAD LINE)を設けることで、本気にならざるをえない環境を作れる

一つ目は本気にならざるを得ない環境を作るためです。

「時は金なり」と主張してきたように、資格勉強において一番勿体無いのは惰性でダラダラと勉強してしまうことです。

学生時代のテスト(中間・期末など)でも、試験ギリギリになってからしか勉強しなかったという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
或いは、社会人になってからも、仕事の締め切りが迫らないと取り掛からないというケースはよくあることです。

いずれにせよ、締切(DEAD LINE)を設けることで、行動にそれなりの強制力が働くことは間違いありません。

そうした意味でも、資格を目指す際に締切(いつまでに合格する、何回までに合格する)を設けておくことは大切です。

「最後のチャンス」と思ってやるのと、「まだまだ何回も受験できる」と思ってやるのでは、真剣さや集中力が違ってくるのは、皆さんの経験的にもお分かりのことだと思います。

理由2:身体的・精神的負担にも限界がある

2つ目は、身体的負担、精神的負担にも限界があるからです(あと金銭的な負担も)。

難関の国家資格ともなると、やはり毎日2〜3時間の勉強が必要となります。しかも社会人であれば、フルタイムで働きながら勉強することになります。

仕事と勉強の両立を一年間やり通すだけでも、相当な疲労とストレスが溜まってしまいますし、長くなればなるほど段々モチベーションも続かなくなってきます。

実際、社会保険労務士や行政書士の受験勉強の際には、たった一年ちょいの勉強期間にも関わらず、通常月100時間ほど勉強していたのに、仕事・プライベートでの繁忙やモチベーションの関係で、一定期間(数週間~1ヵ月間)、ほとんど勉強をしなかったということが何度かあります。

つい先日、東京オリンピック2020が開催されましたが、スポーツ選手は、四年に一度のオリンピックで勝つために、心技体を徹底的に鍛え上げてその日を迎えます。

オリンピックに出場出来るような特別な方であっても、オリンピック後は燃え尽き症候群になって競技からしばらく離れる方もいますし(例えば、競泳の北島康介選手など)、また、トップアスリートの方でも、身体や技術は問題ないけどモチベーションの低下が理由で引退する選手もいらっしゃいます(例えば、プロゴルファーの宮里藍選手など)。

このように我々から見たら十分特別だと思う方であっても、長期間何かにストイックに取り組むということは難しいことだということがニュースからでも伝わってきます(勿論、プロと素人ではストイックさの次元が違いますが)。

ということは、我々一般人が何年間も頑張り続けるのは並大抵のことではないということです。

資格勉強に置き換えれば、何年も受験していると年々その勉強の質や本気度といったものは低下していくのは容易に想像できます。下手すれば惰性で勉強してしまうような状態に陥ることもある訳です。

そうなると「今日は勉強しなくても良いや」といった甘えや「この間の模試の点数は良かったから本番も余裕だな」といった油断が生じてくる可能性も高まります。けれど、そうした甘えや油断の付け入る隙がないのが難関資格なのです。

理由3:自分の能力(適正)を見極める

3つ目は、自分の能力(資質)の有無や気持ちを見極めるためです。

残念ながら、人間は万能ではありません。どうしても向き不向きがあります。
もちろん、ある程度のレベルまで能力を高める事は出来ますが、やはりそれにも限界というものがあります。
(「誰でも医者や弁護士になれる訳ではない」ということを想像して頂ければ自ずと分かると思います)

そもそも、「資格の勉強」というもの自体が合わない方もいるでしょう。
つまり、毎日コツコツ勉強するのが性に合わないという方です(勉強の習慣化は誰でも出来るようになると思いますが、それにはある程度の期間と努力が必要です)。

また、一口に資格といっても、法律系、IT系、財務系と多岐に渡ります。
勉強を始めてみないことには、その資格の内容が自分に合うのか、合わないのかも分かりません。
単純な話、数字や機械(PC)が苦手な人にとって、簿記やIT系(ITパスポートなど)の資格は敷居が高く感じることでしょう。

理由4:自分に酔っていないか?周りに流されていないか?自分の本当の気持ち(本気度)を見極める

「その資格が本当に取りたいのか」という自分自身の気持ちや本気度を見直すことも大切です。

一時期、気持ちは舞い上がっていたものの、後になってよく考えたら別に取らなくても良いかななんてことは良くあります。
環境が変わったり、別の目標(夢)が出来たことでその資格の必要性が薄れてしまったりということもあります。

或いは周りの友人知人が目指すから自分も目指してみようかなといったように、周囲の雰囲気に流されてなんとなく始めたという方もいるでしょう。

そうした場合、「合格のための勉強」がいつの間にか最優先ではなくなってしまっている可能性もあります。

例えば「資格を目指している自分がカッコイイ」「勉強している自分に酔っている」といったものから、「資格学校に通っている(みんなと一緒にいる)ことで安心している」「とりあえずやることがある(この場合資格を目指している)ので安心する」といったものまで。

せっかく高い受講料を払って資格学校に通っているのに、休憩室でおしゃべりに夢中になり勉強に支障をきたしてしまったり、勉強そっちのけで仲間内で遊んでしまったりといったことが起こっているのであれば、要注意です。

「合格が第一」「勉強を最優先する」という気持ちが薄れて、自己満足や居心地の良さ(楽しさ)を優先してしまっていて、「手段」がいつの間にか「目的」となってしまっているかもしれません。

こうしたことは自分ではなかなか直視しずらいし気付きにくいかもしれませんが、もしそういった気持ちが表面に表れているようであれば、自分自身を一度見つめ直した方が良いでしょう。
少なくとも受験(試験)が終わるたびに「本当にこの資格に合格したいのか」と問いかけてみて下さい。

後悔しない撤退をするには…

努力以外の「運の部分」は加味しても良い

資格試験は、「運の部分」もあるので実力がある方でも不合格になる可能性はあります。
ですが、そうした場合は、合格基準点付近(あと数問正解であれば合格だった)の得点を取った上で落ちていることがほとんどですから、その場合は、EXITルールに関係なく、次もチャレンジするべきだと思います。

EXITルールはMyルールの一つ。臨機応変に

アドラー心理学で謳われているように「今に集中」し、全力を尽くした上で、不合格となった場合には諦めようにも諦めきれない感情が生まれてくるはずです。

仮に「今年が最後のチャンス」だと思って受験していても、「あともう少し」の所まで到達していたのであれば、このまま辞めると後悔する、諦め切れないと思うのが人間というものです。

EXITルールは撤退(受験を諦めるため)のための判断基準ではありますが、企業の事業投資などと違って、周りの方々に特段迷惑をかけている訳ではありません(ご家族には多少迷惑をかけるかもしれませんが…)。

言うなれば、EXITルールは所詮Myルールの一つに過ぎない訳です。
資格勉強がそうであるように、基本的にやるかやらないか(受験するかしないか)は自分のさじ加減一つとも言えます。
その時点での実力(得点)や身の回りの環境に応じて臨機応変に変えてしまって問題はありません。
但し、気持ちと行動がかけ離れている場合の延命はあまりお勧めはいたしません。
「諦めたくない」という割には、真剣さや集中力を欠いた勉強をダラダラと続けてしまっているような場合です。

受験生によってはEXITルール以前の問題もある

まず、EXITルールを適用するためには、全力で勉強した事が前提となります

今年(2021年)は、松坂大輔 氏、斎藤佑樹 氏などかつて甲子園を沸かせたスーパースターの現役引退が目立っています(我らが福岡ソフトバンクホークスも、打撃職人・長谷川勇也 氏の現役引退が発表されました)。

こうした選手の引退会見では、やはり全力でやり切ったからこそ、悔いなく現役引退(撤退)できるといったコメントが聞こえてきます。プロの厳しさには到底及ばないとはいえ、資格試験の勉強も、全力だからこそ勉強が身体的や精神的にキツく感じてくる訳です。適当に勉強している分には、そこまでの負担を感じることはありません。ですから、資格試験の勉強も全力を尽くした上でのことなら、諦めがつくと言うものです。

ですが、いつまで経っても全力が出せていなような場合は、やはり少し考え直すべきでしょう。

例えば、毎年一応受験はしているものの、圧倒的に勉強時間が足りない方や何年やっても合格ライン近くに到達できない方などです。

圧倒的に勉強時間が足りない方は、要は、本気を出せていないということですから中途半端な勉強をダラダラと続けるよりは、潔く引いた方が損失が少ないように思います。

一方、何年経っても合格ライン近くに到達出来ない場合というのは、例えば、必要とされる勉強時間をクリアしているのに一向に成績が上がらないような場合です(ちゃんと勉強しているのに合格ラインに全然届かないケース)。

これは勉強のやり方が悪いか、そもそもその資格が向いていない可能性もありますし、生まれ持った才能の有無(頭の良し悪し)が関係している場合もあります。厳しいようですが、「誰でも医者や弁護士になれる訳ではない」ということにご自身で気付いてもらう他ありません。

とは言え、自分だけだと進退について適正な判断が下せない可能性もあるので、誰かに(例えば、資格合格者や資格学校の講師などに)やり方や考え方を聞いてもらい、客観的な意見を聞かせてもらうのが良いかと思います。
ただし、資格学校での相談だと、相手は受講してもらうのが仕事(目的)なので上手く丸め込まれる可能性もありますので(笑)、そうした点には十分注意して下さい。

何より大事なのは何年かかっても「合格したい」という気持ち

合格を信じてやまない女の子の写真

資格試験において一番重要なことは「合格する」ことです。

これは合格者の立場になると感じることですが、過去にその資格に挑戦したことがある(結局、資格取得を諦めた)という方と、何年かかってでも合格を掴み取った方とでは、「無資格者」と「有資格者」という決定的な差があるので、重みが違ってきます。正直、一回で受かろうが、10年かかって受かろうが、「合格者(有資格者)」であるということに何ら変わりはありません。

ですから、何回受験してでも合格したい。その資格を取って人のために役に立ちたいと言った強い思いがずっと心の底にあるのであれば、何年勉強を続けても大丈夫だと思います。
「どうしても合格したい」「その資格が欲しい」「その資格で活躍したい」という強い思いがいつまでも消えずに燃え続けているのであれば、例え、5年、10年かかったとしても合格するまで挑戦した方が良いと思います。

ただ、一番やってはいけないのが、いつまでも本気にならず気の抜けた勉強を続け、本試験だけはとりあえず受験するといった惰性で受験勉強を続けることです。
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資格勉強という自己啓発の一環、プライベートの一環とは言え、出来れば効率的で充実した時間を過ごした方が良いかと思いますので、合格するまでは本気で資格勉強に臨んで欲しいものです。
もし惰性で資格に挑んでいる自分に気付いた場合は、一度EXITルールに当て嵌めてみて考え直してみることをお勧めします。

まとめ

言ってることが多少矛盾している部分もあると思いますが、資格を目指す以上合格して欲しいのと、出来れば最短(1回)の受験で合格して欲しいという想いに嘘は有りません。
そのためにも、本記事で紹介したような合格に必要な3つの考え方を持ち、合格に要する期間を出来るだけ短いものにして欲しいと思います。

社会人での受験勉強は大変だと思いますが、本記事が少しでも皆様の合格のお役に立てば幸いです。
最後に、受験生の皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。

【本記事のまとめ】
(1)資格勉強を最優先に考え行動すること
(2)「時は金なり」「時間をお金で買う」という感覚を持って勉強すること
(3)自分なりのExitルール(受験回数や期限)を設けること
(4)何年かかっても「合格したい」と言う気持ちが一番大事。それがあるのであれば何年かかってもOK。
でも、なんとなく惰性で勉強しているような状態であれば、潔く撤退した方が身のため(人生という貴重な時間を無駄にしないためにも…)

この記事を書いている人 - WRITER -
人事・労務コンサルタント(社会保険労務士)、経営コンサルタント(中小企業診断士)。福岡生まれだが熊本育ちのため、性格は典型的な「肥後もっこす」。 「ヒト」と「組織」の問題解決(人材教育・育成や組織変革)を専門とする。 また、商社時代に培った経験から財務・会計にも強く、人事面のみならず財務面からの経営アドバイスも行う。 他にも社会保険労務士、中小企業診断士や行政書士など難関国家資格を含む20個の資格にフルタイムで働きながら1発合格した経験を生かし、資格取得アドバイザーとしても活動中。
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