熊本観光!復興シンボル熊本城(天守閣・櫓)加藤清正像・桜の馬場・くまモン・サクラマチを散歩
去る2020年1月、自称・熊本県人(生まれは福岡、育ちは熊本)の私としては、現在の熊本城の復旧状況が気になる…ということで、熊本に行った際に予定の合間を縫って熊本城周辺を2時間かけてブラリ旅してきました。
それから、あっという間に半年以上が経過。
情報鮮度はないけれど備忘録も兼ねて熊本城周辺探索の記事をあげておきます。
そういえば、あの頃(20年1月頃)は、新型コロナウィルスなんて気にせず過ごせて良かったなぁ…。
ちなみに、探索ルートとしては熊本市の中心地(下通り・通町筋)から「熊本城」を目指し、天守閣が拝める加藤神社まで行き、そこからもと来た道を歩いて交通センター跡地に出来た「サクラマチクマモト」を目指すコースです。
(注:熊本城天守閣の近くまで見学できる特別公開ルート・第一弾(大人料金:500円)もありましたが、そちらはご遠慮しました)
(参考)熊本城周辺地図
熊本城HPに掲載されている熊本城内マップです。
本記事を読む際の参考にして下さい。
熊本城のお堀周辺
まずは、通町筋から坪井川のお堀へと向かい、お堀沿い歩きます。
歩いて目に入ってきたのは「馬具櫓」。
地震で石垣が崩れ、非常に危うい感じで立っているようにも見えます。左手には「熊本城」と書かれた石碑が建っています。
加藤清正像
馬具櫓から坪井川を挟んで反対側に熊本藩主の「加藤清正像」を拝見。
この近くには、成人式やコンサートも行われる市民会館シアーズホール夢ホールなどもあります。
加藤清正と言えば、築城の名手と呼ばれ、熊本城のみならず江戸城や名古屋城の築城にも携わっているそうです。
身長190cmの大男だったそうですが、写真のような長烏帽子形兜(ながえぼしなりかぶと)と呼ばれる長い兜を被っていたことで、より一層背が高く見えたそうです。
くまモン像(桜の馬場「城彩苑」入り口)
今や熊本城への玄関口?となっている、桜の馬場「城彩苑」で出迎えてくれたのは、ご当地キャラの「くまモン」でした。
写真撮ったらすぐにお城に向かったので、何を目的に置かれていたのか分かりませんでしたが、あとで調べたら女子ハンドボールの世界選手権大会のPRの一環だったようです。
大造り物のタイトルは「ハンドボールをするくまモン」だそうです!
(大造り物とは、五穀豊穣(ほうじょう)を願う山都町の秋の催し「八朔祭」に登場する山車だそうです)
すみません。くまモンがハンドボールを持っていることすら、気付きませんでした(笑)
桜の馬場「城彩苑」
桜の馬場は、2011年3月5日に九州新幹線全線開通を記念してオープンしたそうなので、その頃既に熊本を離れている私としては、「いつの間にか熊本城のふもとにお洒落なものが出来ていた」という感覚です。
そういえば、熊本城を見学した帰りに桜の馬場の中を通ったら、着物姿の女性数人がステージに立って何か催し物をしてました。なんのグループだったんやろ?
熊本城見学ルート(桜の馬場~加藤神社まで)
桜の馬場横の小道を抜けて、見えてくるのが未申櫓です。
櫓は残ってますが、石垣が無残に崩れています。
しばらく道なりに歩き、二の丸広場の駐車場を抜けて西大手櫓門(熊本城への入り口)へと進みます。
西大手櫓門(熊本城への入り口)へ向かう途中、左手にはお濠と戌亥櫓が見えました。
見学用コースを歩いていると、手前に宇土櫓が見えてきました。奥には復旧工事用の大型クレーンも見えます。
加藤神社
ようやく加藤神社に到着。
一月なので参拝客が多かったです。出店も沢山ありました。
ここに来るのは、2017年9月に熊本であったミスチルのLive参戦の翌日に来て以来。
熊本城天守閣(加藤神社付近より)
さて、加藤神社から見える範囲で熊本城天守閣を確認。
熊本地震のニュースの時、熊本城の天守閣の瓦が落ちあられもない状態になっているのを見て、熊本県民なら誰もが衝撃を受けたと思います。
相変わらず、復旧のための足場やクレーンが囲んでいて痛々しさは感じますが、天守閣の瓦は復旧していてだいぶ見た目も元に戻りつつあります。
ちなみに、奇跡の一本石垣で知られる飯田丸五階櫓は、震災後に報道陣に公開されたことはありますが、今は石垣を組みなおすために一旦解体されているそうです。2020年6月1日から始まった特別公開第二弾で、その場所(飯田丸五階櫓)も見ることが出来るようです。
サクラマチクマモト
最後にやってきたのが、交通センター跡地に新しく出来た「サクラマチクマモト」。初めて見たときの印象は「デカくて、お洒落」。
実は、屋上に「くまモン(巨大)」がいるのも、一つの見所(名所)となっているようです。
交通センターも併設しているので、帰りはココから高速バスで福岡に帰りました。バス待ちの間に買い物も出来るので結構便利だなと思いました。
くまモンビレッジ内
おまけ:おすすめのお店「RAM」
熊本の繁華街「下通り」にある「RAM」はお勧めのカフェです。
また、看板の向こう側(奥)に見える工事中の建物は、中華料理店の「紅蘭亭」です。「紅蘭亭」は、熊本では有名なお店です(行った時は復旧工事中)。
ちなみに、現在は工事が終わりリニューアルオープンしています。
この下通り店の紅蘭亭の1階と地下には「SWISS」(洋菓子店)が入ってて、こちらもスイーツのお店としては熊本では大変有名です。
あとは、街のいたるところが、「くまモン化」しているのが現在の熊本の特徴と言えば特徴ですかね。割り箸やおしぼりの袋とかにも「くまモン」がパッケージされてますからね。
まとめ
2017年以来、久しぶりの熊本城訪問でしたが、熊本城天守閣の大天守外観復旧を記念して「特別公開第1弾」が始まるなど、着実に復興のシンボルである熊本城の復旧が進んでいました。やはり自分の足で歩いて実際に見ることで復旧の様子を肌で感じることが出来て良かったです。
交通センター跡地に出来たサクラマチクマモトも思った以上にお洒落で、流行りのテナントも入っているようなので、今度、時間があればゆっくりと探索してみたいと思いました(屋上のくまモンも近くで見たかった)。
新型コロナウィルスの影響で、熊本に足を運ぶのはまだまだ先になりそうですが、その時が来るまで楽しみに待ちたいと思います。リニューアルオープンした紅蘭亭やSWISSなど熊本ならではの味も楽しみたいところです。